掲載日: 2009年 02月 01日
FF13でPS3は上手に負けることができるか
PS3における2009年のキラータイトルはFF13
2009年発売予定のFF13。PS3発売当初から心待ちにしていたファンもたくさんいるはずです。 |
2008年を振り返ってみるならば、MGS4は200万強という当時のハード販売状況のなか、PS3のタイトルではダントツの約70万本を販売し、大健闘しました。瞬間的には、ハードもかなり牽引しています。しかし、キラータイトルとしてPS3の普及を劇的に推し進めるとまでは、やはり難しかったようです。
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MGS4は頑張ったがキラータイトルにはなり得なかったとして、では、FF13はどうか、というのが今回のお題目です。FF13はキラータイトルとして役割を果たせるのか、そもそもこの状況下で期待するべき役割とは何なのか。PS3の今後にどんな影響を与えるのか、考えてみたいと思います。
日本ではPS3独占販売
Xbox360ユーザーにとってはとても残念ですが、日本ではPS3での発売のみを予定しています |
今回のように、発売前からマルチ展開が発表されたのは、シリーズ本編では初めてのこと。過去に大きな実績を収めているFFシリーズですから、PS3とXbox360のハード動向にも大きく影響していきます。ただし、マルチ展開はあくまで海外の話。日本では未だPS3独占という姿勢を示したままで、マルチタイトルにするという話は聞こえてきません。
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猛プッシュをしていたMGS4は既に発売され、ドラゴンクエスト最新作はニンテンドーDS(以下DS)へ、PSPで認知を高めたモンスタハンターシリーズの据え置き版はWiiへの移行決定しているともなれば、FF13こそ日本市場におけるPS3の最後の砦とも言うべきキラータイトルというわけです。
次は、FF13がPS3の市場でどれ程売ることができるのか、考えてみたいと思います。