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2009年2月3日(火) 12:05 |
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犯罪被害者対策研修会
犯罪に巻き込まれた被害者やその家族らに必要な支援体制を強化するため、中四国各県の自治体を対象にした研修会が岡山市内で開かれています。
この研修会は、犯罪被害者がいち早く元の生活に戻るために必要な地域の支援を確立しようと、国と岡山県が開いたものです。 中四国各県の自治体からおよそ50人が参加し、自治体の取り組みの報告や意見交換が行われています。 研修会では備前市に住む市原千代子さんが、10年前に次男を同級生の暴力で亡くした経験を語り、「事件の後に残された家族が生きることの難しさ」を訴えました。 国は4年前から「犯罪被害者等基本法」を定めていますが、相談窓口を設けている自治体は政令市以外の市町村で2割にとどまっており、早急な対応が求められています。
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