2月3日は「節分」です。宮崎市の幼稚園では、園児たちが、元気いっぱい豆まきをして、鬼を追い払いました。宮崎市のあおぞら幼稚園では、約150人の園児が、節分の日の行事を楽しみました。園児たちは、「鬼は外、福は内」と、大きな声をあげながら、先生たちの扮した泣き虫鬼やおこりんぼ鬼をやっつけます。すると、そこに、真っ黒の鬼たちが・・・(泣き叫ぶ園児たち)(園児たちは)「鬼がこわかった」「こわかった」この後、園児たちは、豆まきをして、無事、鬼たちを追い払いました。笑顔いっぱいの園児たち、最後は、おいしそうに落花生をほおばっていました。
宮崎市の立正寺では、毎年恒例の水行が行われました。立正寺では、立春を前に、身を清めて参拝客を迎えようと、僧侶たちが、「節分の日」に水行を行っています。3日は、下帯姿の荒行僧4人が、厄除けのお経を唱えながら、桶に入った水を勢いよくかぶり、身を清めました。このあと、豆まきが行われ、参拝客は、「福豆」を手にして、今年1年の無病息災を祈っていました。
宮崎市が計画している橘通りの公園化構想で、去年11月に行われた社会実験の結果がまとまりました。片側3車線を2車線にして行われた社会実験、車の渋滞は、最大700メートル、通常の23倍に上りました。去年11月の日曜日に、2回行なわれた社会実験では、橘通りを片側3車線から2車線に減らし、1車線分のスペースで、様々なイベントを実施しました。3日は、公園化構想について協議する会合が開かれ、宮崎市から、実験の調査結果が報告されました。それによりますと、社会実験では、デパート前交差点を先頭に、北行きの車が、最大700メートル、3車線の23倍渋滞しました。また、市民を対象に行ったアンケート調査では、橘通りの公園化について「常に行うと良い」と答えた人は11%、逆に「行わない方が良い」と答えた人は、32%に上りました。さらに、地元の商店主などに行なったアンケートでは、6割以上の人が、「反対」か「どちらかといえば反対」と答えました。(宮崎市都市計画課・横井吉隆課長)「商業者も含めまして、厳しい回答をいただいたという状況でございます。橘通りの道路空間を、いかに将来的に使っていけばいいのかという、検討・意見をいただくという形になっていく」宮崎市は、3月25日に、調査結果を市民に説明することにしていますが、渋滞のほか、反対意見が多数を占めたことで、今後、計画の再検討を求める声が高まりそうです。
宮崎市の廃棄物処理施設、「エコクリーンプラザみやざき」の問題で、破損している調整池の補強工事を行う業者が、決まりました。3日の入札には、1社だけが参加し、12億7800万円あまりの予定価格に対し、12億2850万円で落札しました。落札率は、96.1%でした。落札したのは、大阪市に本社のある建設会社「不動テトラ」と、宮崎市の西條組、それに、都農町の五幸建設の3つの業者でつくる、共同企業体です。工事期間中は、すでに入札で決まっているコンサルタント会社が、工事現場に常駐し、補強工事の監視体制を強化することにしています。(県環境整備公社・田中義信理事長)「もう失敗は二度と繰り返せませんので、本当に安全、安心な施設の完成に向けて、がんばりたいと思っている」調整池の補強工事は、2月中に始まる予定ですが、工事の費用負担をめぐっては、県と関係11市町村の間で、調整が難航しています。
サッカーJ1の鹿島アントラーズが、宮崎市で、春季キャンプをスタートさせました。去年、J1連覇を果たした鹿島アントラーズ、11回目を迎える宮崎キャンプは、雨の中でのスタートとなりました。初日は、ボールを使った体力トレーニングに励み、鵬翔高校出身の増田誓志選手も、元気な動きを見せていました。また、同じく鵬翔高校出身の興梠慎三選手は、ランニングを中心とした、別メニューで汗を流しました。鹿島アントラーズの春季キャンプは、宮崎市の県総合運動公園で、2月13日まで行われます。
任期満了に伴う高鍋町長選挙が、3日告示され、現職の小澤浩一氏61歳が、無投票で再選を果たしました。小澤氏は、高鍋町議会議員などを経て、4年前の町長選挙で初当選、2期目にあたり、「安心安全な町づくりや産業の振興などに力を入れたい」としています。
地域の活性化を図ろうと、県と南九州ファミリーマートが、協定を結びました。調印式では、東国原知事と、南九州ファミリーマートの白石紘一会長が、県産品の消費拡大や、災害時の支援など、7項目を盛り込んだ協定書を交わしました。ファミリーマートでは、協定の一環として、県内の特産品などを販売する「宮崎フェア」を、3日から開いています。
日南市のスーパーに1300体のひな人形がお目見えしました。家庭に眠っていたものなどを店が購入したもので、長さ20メートル、高さ4メートル、13段のジャンボひな壇に飾られています。このひな人形は、3月20日まで飾られます。