2009年2月4日 0時49分更新
3日は節分の日です。
岡山市の最上稲荷では恒例の豆まきが行われ、大勢の参拝客がことし1年の幸せを祈りました。
3日は、全国から選ばれたことしのえとのうし年生まれの人や、ゲストとして招かれたタレントのはしのえみさんら750人あまりが、5回に分かれて幅85メートルの舞台に上がり、ずきんやはかま姿で豆まきを行いました。
最上稲荷では豆を投げる際、悪い鬼に良い心を取り戻してもらおうと、「鬼は外」とは言わないのがならわしです。
福豆をまく人たちは「福は内、福は内」と声を掛けながら、用意されたおよそ10万袋の豆を少しでも遠くに届くよう、力いっぱい投げていました。
3日は、小雨の降るあいにくの天気でしたが、詰めかけたおよそ3万人の参拝客は福をつかもうと、豆がまかれるたびに両手をいっぱいに伸ばしていました。
豆の入った袋を6袋つかんだ男性は、「不景気なので何度も豆まきに参加して少しでも多く豆をもらって福をつかみたいです。」と話していました。