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公立病院:県の再編案 5医療圏ごとに 医師研修制度も充実 /佐賀

 県は2日、医師不足や赤字経営が問題となっている県内の公立病院の再編・ネットワークに関する提言案をまとめた。県内の5医療圏ごとに再編する案で、医療圏固有の事情に合わせた形。また、医師数を確保するため、若手医師の研修制度を充実させる案も出された。3月末予定の県医療審議会に諮る。

 提言案によると、佐賀市などの中部医療圏では、10年度に独立行政法人化される県立病院好生館の下に富士大和温泉病院、多久市立病院、小城市民病院を連携させ、機能分担や事業形態の見直しを検討する。

 北部医療圏は、唐津市民病院きたはたと唐津市離島診療所の運営に指定管理者制度を導入する。西部医療圏は、11年度に統合される伊万里市立市民病院と有田共立病院を周辺医療機関と連携させる。

 一方、南部は大町町立病院と町立太良病院が連携し、10年2月に民間譲渡される武雄市民病院とも協力する。

 提言案は、公立病院の運営をめぐって総務省が示したガイドラインに従い、08年6月から策定に向けた話し合いが進められている。【上田泰嗣】

毎日新聞 2009年2月3日 地方版

 
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