どうも今年の塾生について
一部ではあるけど おかしな節がある・・・
まあ簡単に言うと 「大人になりきれていない幼い次元」な訳ですが・・・
よくいろいろなネット掲示板で書かれていたりあとおいらも聞かれるのですが
養成所と専門学校 どう違いどっちに行ったらよいのですか?
なーんて質問を頂きます。
簡単に言うと
『養成所』・・・その事務所に入りそして業界を目指すための組織
『専門学校』・・・学校教育の中で演技というモノを学問として学ぶそして卒業資格として専門師という
専門学校を卒業したという国家資格をもらえる(一部会社系学校を除く)
な違いなわけです。
どちらが得か、デビューに近いのかなんて質問を頂きます。
本音で言っておいら的には一長一短
『養成所』というのはその組織に入り営業を行っていくための教育組織なわけです。
だからその事務所の考えに自分があわなければ排除されてしまう。これが正直なところだと思います。
一番多いのが 今の自分を受け入れて欲しい 今の自分を認めて欲しい なわけですが
これが努力のたまもので 業界だれもがみとめることが出来るのだったらいいのですが
今の自分の考えを受け入れてくれないとそのまま今度は逆恨みをするというのでしょうか
恨み辛みをされてしまうわけですよ。
距離が近いからの弊害なのか正直困ったモノです。
これから声優を目指している人達へ
あくまでも声優というものは「仕事」なわけです。
仕事というモノはやりたいことを出来るから仕事ではない
クライアントやスポンサーなど相手から要求されることに対して答えるからこそ
対価をもらえる=仕事 な訳です。
どうもそこを勘違いしているらしい・・・
まあ、おいらに認めさせて その上で辞めていこう 結構なことです。
でも、現場や他の事務所さんで同じことをやらないように。
損するのは自分なのとこの世界は狭いから嫌でも情報はまわってきます。
『子供から大人への脱皮』
精神的だけでなく社会人としての責任と義務
そして義務を遂行するからの自由
これを履き違いたままいくと最終的に自分で気づいたときには手遅れだった・・・
何てことがないように メッセージを送っておきます。
自分の人生 他人のせいにするのは簡単
でも全ては自己責任
そして大人の世界は 自分のやりたいことをやるためには
まずは自分が大人になって周りを冷静に見渡してやることはやって
地位を手に入れたら少しずつ周りに理解をしてもらいながら変えていかないと・・・
余程のことがない限り反発しか生まれないし自分を受け入れてもらえる場所は作れないと思います。
そういう意味で インターネットや携帯というモノを過信しすぎ、たより過ぎた現代の若者達
全てとは言わないけれど 利便性と共に大切な人としての何かを忘れてしまったのではないかと・・・
そんな気がしてなりません。
そして『専門学校』へ通いながら声優を目指している人達へ
是非、基礎や演技のことは勿論ですが それ以外 社会人としての常識とか大人になるに当たって
とか 周りへの気遣い気配り そして 計画性 など 大人として社会人として大切なモノを
是非 2年間で身につけその後門を叩いてください。
そしてそんな志高い人達が現場に溢れてくれば自然の原理で自動的に業界自体が更に更に発展
していけるのではないかと・・・
進路を決める大切な時期にかかっている人達も沢山いると思いますが是非
夢のために使ったお金や時間を無駄にしないためにも頑張ってくださいね。
しろがねしょぉむ☆