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2009/02/03 17:36 KST
韓国酒類業界、消費冷え込む日本市場で善戦


【東京3日聯合ニュース】昨年下半期からの景気が悪化し消費の冷え込みも一段と強まっている日本で、韓国酒類業界が異例の善戦を見せている。

 現地業界が3日に明らかにしたところによると、「鏡月」と「チョウムチョロム」の斗山ジャパンは昨年日本市場で1億2000万本を販売し、日本の全焼酎ブランドの中で2位の座をキープした。真露ジャパンも「真露」と「チャミスル」の販売好調で8万本の売り上げを記録し、善戦した。販売量を金額に換算すると、斗山が約250億円、真露が約200億円で、両社を合わせると、約3000億円台と推定される日本の焼酎市場の15%に達する。

 日本焼酎業者のけん制にあいながら韓国焼酎が高いシェアを維持できたのは、市場進出当時から高価戦略を取った効果で、消費者に高級品というイメージが強く定着したためと分析される。

 また、韓国の地方中小焼酎業者も規模は大きくないものの、日本市場で善戦していると伝えられた。日本で消費が増えているマッコリも、昨年は前年より25.4%急増の4891トンが輸出された。

 斗山ジャパンの尹縺iユン・ヨン)社長は「韓国焼酎業界の日本での善戦はマーケティングと品質管理などの努力のたまもの」と評価した。日本に進出した韓国業者は日本市場での韓国焼酎シェア向上に向け、日本業者と競争するという共同の目標をもっていると説明した。