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【長野】

白馬で全国高校スキー開会式 278校参加、県勢旗手堂々

2009年2月3日

壇上に上がる長野県選手団の旗手後藤悠子選手(中)=いずれも白馬村のウイング21で

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 第58回全国高校スキー大会が2日、白馬村で開幕した。「白銀の白馬で燃やせ闘志つかめ我が夢」をスローガンに、6日まで熱戦が繰り広げられる。初日は同村のウイング21で開会式があり、各都道府県の選手代表が一堂に集結した。

 県内での同大会は9年ぶり7回目。アルペン、距離、ジャンプ、複合の各競技に42都道府県から278校総勢900人の選手が参加した。長野県選手団は11校90人。3日から村内3会場で競技が始まる。

 開会式では、選手がそれぞれの都道府県高体連旗を掲げて入場。開催地の長野県選手団は最後に登場し、アルペンの後藤悠子選手(白馬)が堂々と旗手を務めた。

 坂田敬一全国高体連会長は「トップアスリートとしての自信と誇りを胸に実力を発揮し、全国に夢と感動を発信できる大会になることを強く希望する」とあいさつ。村井仁知事も「母校の名誉と自らの栄光を目指して正々堂々と競技を」と、選手たちの健闘を祈った。

 今大会では、高校総体で初めてゼッケンスポンサーが導入され、選手たちは県内2社の企業名などが入ったゼッケンをつけて競技に臨む。

 (中沢稔之)

選手宣誓する太田光平選手

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◆はつらつ選手宣誓 地元の太田選手

 「今まで支えてくれた人たちに感謝し、それぞれの目標が達成できるよう最後まであきらめず、正々堂々戦い抜くことを誓う」。開会式では、距離・リレーに出場する地元白馬の太田光平選手(18)が、はつらつと選手宣誓した。

 選手宣誓は県予選のときに知らされたといい、ありふれた宣誓はつまらない、と自ら文章を考えた。「地元のOBや保護者の方々がいろいろとサポートしてくれた」。その感謝の気持ちをしっかりと織り込んだ。

 全国大会では初めての宣誓だったが、「心臓がばくばくするほど緊張したけど、大舞台でしっかり決意を言うことができた」と満足げ。「このわくわく感をうまく試合にもっていきたい」と目を輝かせた。

 (中沢稔之)

 

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