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2009年2月2日(月) 12:10 |
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西大寺観音院で“会陽事始め”
今月21日に行われる西大寺会陽に向け、宝木を削る道具を準備する“会陽事始め”が岡山市の西大寺観音院で行われました。
会陽事始めは、西大寺会陽の一連の行事の始まりを告げるもので、裸の群れに投げ入れる宝木を作る際に使う道具の手入れをするものです。 西大寺観音院客殿の大広間では、狩衣に烏帽子姿の棟梁・次田尚生さんと典夫さんの親子が、のこぎりの目立てをしたり、かんなの刃を磨いだりして、黙々と道具を準備していきました。 備前平野に春を呼ぶといわれる西大寺会陽は、2月4日の深夜に宝木の原木を取りに行く“宝木取り”が行われます。原木は翌日、半日かけて2日に磨かれた道具で削られ、21日の深夜に裸の群れに投下され、祭りは本番を迎えます。
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