岡山放送局

2009年2月2日 20時0分更新

転倒防止学ぶ教室


お年寄りの転倒防止をテーマにした健康づくりの教室が新見市で開かれました。

この教室は、新見市の草間地区で町おこしなどに取り組んでいる住民グループが開いたもので、地元のお年寄り21人が参加しました。

新見公立短期大学の看護学科の教員が講師を務め、お年寄りたちははじめに手先の運動のため、講師の指導を受けながら牛乳パックを使って小物入れづくりに挑戦しました。

また、作業の合間には足の踏ん張る力や骨の密度を調べてもらい、自分の健康状態をチェックしていました。

このあと、講師が転倒防止をテーマに講義をし、お年寄りの転倒で最も多いのが道路を歩いていてつまづいたり滑ったりするケースであることや、家の中では玄関や階段などでの転倒が多いことを紹介していました。

また、転倒を防ぐため、積極的に散歩をするなどして足の筋肉を鍛えることや、万一転倒しても骨折しないよう、毎日の食事でカルシウムを十分取ることなどをアドバイスしていました。