2009年2月2日 20時0分更新
新しい製品や技術の開発に取り組んでいる中小企業に対して、県がどのような支援を行っているかを紹介する説明会が岡山市で開かれました。
これは、岡山県が中小企業に対する県の支援制度について広く知ってもらおうと開いたもので、県内の中小企業の経営者などおよそ200人が参加しました。
はじめに昨年度、県の補助金を受けて新しい技術の開発に取り組んできた企業が、これまでの成果を報告しました。
このうち岡山市のベンチャー企業の経営者は、県の補助金を活用して金属を10億分の1ミリ以下のナノレベルまで砕く技術を開発し、精密機器の部品をつくる加工技術として実用化を目指していることを報告しました。
このあと県の担当者が、最新の技術を駆使した超精密機器の生産や、新商品の販路の開拓など、8つの分野で開発や研究を進める中小企業に対して補助金を支給する制度があることを説明し、積極的に利用するよう呼びかけていました。