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このブログは実話を基にしたフィクションです。

登場人物は仮名です。

似たようなシチュエーションがあったとしても、詮索しないでください。

相場、投機に関する様々のノウハウが語られますが、真似して損されたとしても、当方は一切責任を負いません。

あくまでも自分の意志と責任で売買を行ってください。

たとえあなたが大もうけしても、授業料をよこせなどと、ケチなことは言いません。

裏ビジネス、裏金融も物語の中に出てきますが、検察庁、税務署の皆様も本気にしないでください。

あくまでもフィクションですから。 ほんまにほんま、事実は小説より奇なりといいます。

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資本主義の行方(3)

テーマ:日経225先物
2009-02-02 08:51:21

2009年2月2日(月曜日)

第177回 資本主義の行方(3)


しばらくぶりなので、資本主義の行方はどこまでお話しましたっけ。

ああ、そうそう、デトロイトスリーの話でしたナ。

ビッグスリーがデトロイトスリーになったという。

なぜビッグスリーにこだわるかといいますと、資本主義そのものなのですナ。

今年中に倒産するか、合併するか、いずれにせよ、近代工業の終焉=資本主義の終焉というわけです。


資本主義そのものが消滅するわけではありませんゾ。 農本主義が資本主義になっても、農業がなくなったわけではありません。 同じように資本主義が他の形態に変わっても、工業がなくなるわけではありません。 経済全体にしめる比率が小さくなるだけの話です。 農業に従事する人はかつて8割を占めていたわけです。 今では1割にも満たない。 工業に従事する人も、いずれ1割か2割程度になるわけです。 海外移転に伴う製造工場の空洞化という問題ではありません。 ロボットが発達して、人間が製造現場で働く機会が少なくなるというだけのことです。

正社員、派遣社員、アルバイト、パート、こうした雇用形態も変わらざるを得ない。

そうした問題を探求していこうと言うのが、“資本主義の行方”なのです。

さてデトロイト3の話に戻りましょう。



ちょうど100年ほど前の、1908年、舞台はニューヨーク。

その年、のちのクライスラー、GM、フォードの創業者ともいえる3人が一堂に会する場面がありました。

それは、J・P・モルガンによる自動車産業の大同合併の会議です。 その音頭取りをしたのが、アメリカ自動車産業草創期の立役者ベン=ブリスコでした。 ブリスコは技術の将来性を見抜く、着眼力を持っていました。  しかしあれこれ手を出すため、常に資金不足で、モルガン商会に資金面の後ろ盾になってもらうことにしました。 

金融、鉄道に絶大な力を持っていたモルガンは、中小企業の連立していた自動車業界をたばねて、成長産業として育ちつつあった自動車の価格支配権をとることを狙っていたのです。


当時、フォードは特許紛争を抱えていて、会社を一旦売却し、新規に出直してもよいと考えていましたので、300万ドルのキャッシュで譲渡する旨を提案しましたが、モルガン側は株式交換による1000万ドルの案を譲らなかったのでした。 先々の1000万ドルより、どうしても現金の欲しかったフォードはこの合併案を蹴り、デュラントもウォール街で株式の高値売りぬけを画策したため、モルガンとの関係は気まずくなりました。


結局、大同合併案は破棄されましたが、その後の3社の生き方は資本主義を象徴するものとなります。



ビリー=デュラントはビュイックモーターを中核として、企業買収による拡大に向かった。 ビュイック、オールズモビル、キャデラックのほか、ミシガン州に点在していた自動車部品関連企業22社を買収していった。 当初インターナショナル・モーターズと称していたが、ゼネラル・モーターズのほうが語呂がよいということで、GMにおちついた。 この拡大戦略は、成長期はよいが、市場が成熟して、不景気になると巨体ゆえに脆弱さをさらけだす。 経営不振に陥ったデュラントは、ピエール=デュポンの資本参加を受けて、たちなおるが、デュラント自身は経営支配権を失ってGMを去ることになった。



ヘンリー=フォードは生産革命をめざし、ユーザーにいかに安く製品を供給するかという課題に挑んだ。

シカゴの食肉工場の製造ラインにヒントを得た、“ベルトコンベア式”生産システムを採用して、自動車の価格を驚異的に下げていった。 1909年に950ドルだったT型フォードは、1916年には360ドルに値下がりした。 この単一車種による部品の標準化、ベルトラインによる作業の分業化は製造工場のモデルとして他業種にも影響をあたえた。 また1914年、当時1日2ドルの賃金をいきなり5ドルに引き上げて産業界に衝撃を与えたのであった。 

フォードは自伝(藁のハンドル、竹村健一訳)の中にこう書いている。

「賃金の増加は事業の増大によってもたらされ、また事業の増大は大衆に対して価格を下げることなしには不可能だ、ということになる。

労働者は、売り手である以上に買い手である。 車輪の回転に弾みをつけるのは買い手側である。 商品は一般の人々に買いやすいようにすることである。 それが仕事を作り、賃金を生む。 それが事業拡大と、より大きなサービスのための余剰を生むのだ。」


ベン=ブリスコは高性能の車作りを目指した。 天才技術者マックスウェルのエンジンを買い取り、マックスウェル・ブリスコモーターズを設立したあと、モルガンの資本をバックに販売のGM、大衆車のフォードとは違った路線を進んだ。 のちにGMを飛び出したウォルター=クライスラーがくわわり、ブリスコ退陣のあとクライスラー社となった。


消費者の声を聞いて、大衆のための足となろうとしたフォード、利益追求と拡大路線のGM、技術志向のクライスラーと資本主義型工業の3種類の典型が創業の精神の中に凝縮されている。


(つづく)





2月2日の売買の基準となる価格は次のとおり。

(価格は先物ラージ)

日経先物大引値  7940

TOPIX引値  790

①N/T=10.05

日経225中源値 8130

TOPIX中源値 807

②N/T=10.07

シカゴ終値  7895

高安標準偏差 7870円~

7750


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2009-01-30 08:41:27

2009年1月30日(金曜日)

第176回 運


先物指数が中源値を上回って、カイ時代宣言といきたいところだが、まだである。

これは保合圏内の上限を意味していると見たほうがよいだろう。


TOPIXで900pt。

日経ダウで9300円を超過してこないと、本格的カイ時代とはいえない。


外国の投資銀行がつぶれたり、商業銀行に吸収合併されたりして、買いあがってくれる仕手が不在。

ロンドン、ニューヨークの動静を観測しながら、投機戦略を練りたい。




経営コンサルタントの船井幸雄さんは、数多くの(5000社以上)企業の経営指導に当たっておられるが、会社の顔を見て、不景気面をしていると、ツキを呼び込む顔にしなさいと言っている。

「ツキの悪いときは、何をやっても悪い。 何をやっても悪いから、まずツキをつけることをまっさきにやるべきだ。

ツキが悪いときにツキをつける方法は、自分の得意なこと、ちょっとでも自分の中のいいものを見つけて、それを伸ばすことです。 それしか方法がありません。

各自がそれをやるということを、壮大にPRする。 個々の具体例を発表することにする。 これで各自が強気になり、気分が変わったら、ツキがついてくるわけです。」


日本の企業が弱気にならず、今まで数多くの不況を乗り切ってきたように、強気で乗り切っていけば、景気も株価も回復していくことだろう。


それにしても、明治・大正世代は戦争後の焼け野原を体験しているだけに、「あのことを思えば、このくらい屁でもない」と大不況にも負けなかったよナ。 100年に一度の未曾有の危機は、志の高いものには大チャンス。


そのためにも船井先生のおっしゃるとおり、会社の顔つきをよくして、開運,ご利益、弥栄(いやさか)といきましょう。





1月30日の売買の基準となる価格は次のとおり。

(価格は先物ラージ)

日経先物大引値  8200

TOPIX引値  813.5

①N/T=10.08

日経225中源値 8160

TOPIX中源値 810

②N/T=10.07

シカゴ終値  8065

高安標準偏差 8170円~

7980




将棋

テーマ:日経225先物
2009-01-29 08:24:29

2009年1月29日(木曜日)

第175回 将棋


歯医者の待合室に座っていると、前方の客がタブロイド版の新聞を広げていて、熱心に詰め将棋を解いている。

その裏面に、段位問題というのがあって、アマの初段、2段、3段、4段の問題が掲載されている。


暇なため、それを見ながら考えた。


相場に段位認定は可能か。


可能だとして、誰が問題を作成し、段位を認定できるのだろうか。


あまり不可能ということを考えたくない僕としては、なんとか相場師の段位認定試験を想像してみる。


そういえばサイトに、相場レースのようなものがあった事を思い出す。

金曜日の大引あとに、翌週の月曜日の寄り付きに買う銘柄を出させるレースである。

決済は月曜日以降の大引値で、曜日はいつでもよい。 ザラ場の値段は取らない。 翌週に持ち越してもかまわない。


一ヵ月単位で、買値からいくら上がったかという、利益率を競うものだ。

株のレースはそれでよいかもしれないが、先物は銘柄を選定するわけではないので通用しない。


5分足チャートでいくつかの仕掛け局面を出し、買場、売場の最善手、次善手を出させるのはどうか。

しかしこれもよくよく考えると、まったく同じような局面から、展開は逆になると言うケースもある。 最善手という考え方が通用するものなのかどうか。


と、こんなことを夢中になって考えていると、歯痛はわずかながらやわらぐような気がしたのでありました。



「〇〇さん、3番のドアから入って、スリッパに履き替えてくださ~イ。」

キーンキーンとの戦いが始まった。 





1月29日の売買の基準となる価格は次のとおり。

(価格は先物ラージ)

日経先物大引値  8110

TOPIX引値  805.

①N/T=10.07

日経225中源値 8170

TOPIX中源値 810

②N/T=10.09

シカゴ終値  8395

高安標準偏差 8340円~

8110


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