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関西で私大入試本格スタート
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関西大学(大阪府吹田市)や関西学院大学(兵庫県西宮市)、立命館大学(京都市)など関西の私立大学で1日、平成21年度一般入試がスタートした。少子化や深刻な景気低迷で受験校数を絞り込む傾向が強まっており、志願者数は減少傾向が続いている。
この日、関西大の大阪試験場では5学部で2825人が受験。受験生らは緊張した表情で参考書に目を通していた。志願者数は、センター試験利用入試を含めて11学部で7万9293人で、前年比3868人(4・7%)減少。新設の外国語学部の志願者(3039人)を除くと同6907人(8・3%)のマイナスになった。
関西大広報課は「少子化に加え、不況で受験生の地元志向が強まっていることも影響しているようだ」と分析している。
一方、教育学部などを新設した関西学院大は一般入試の総志願者数が5万936人、前年比2238人(4・6%)増となった。 立命館大は2月実施分の総志願者数が7万6231人、前年比8・5%減で、同志社大学(京都市)の一般入試の確定志願者数は4万1359人で前年比7・0%減となった。