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田母神俊雄・前航空幕僚長が講演 新潟
第2次世界大戦の歴史認識をめぐり、政府見解と異なる論文を発表して更迭された田母神俊雄・前航空幕僚長が1日、新潟市内の新潟ユニゾンプラザで「日本は侵略国家であったのか」と題して講演し、約450人が詰めかけた。
「危険人物の田母神です」と自己紹介して会場を笑わせた田母神氏は「白人の侵略に対して初めて戦ったのが日本。日本が戦ったおかげでフィリピンやミャンマー、インド、インドネシアが独立できた」と先の戦争の意義を強調。論文が問題視され、防衛次官らから辞任を求められた一幕を明かし、「ここで辞めたら、自分の非を認めたことになると辞表を書かなかった。問題をうやむやにしなかったため、国民世論がこれだけ盛り上がった」と訴えると、会場から拍手がわいていた。講演は日本会議新潟支部が主催した。