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【静岡】08年の県警まとめ 『横断妨害』が増加し6年連続の全国最悪2009年1月25日 県警交通指導課は2008年の交通指導取り締まり結果をまとめた。取り締まり総数は35万4189件と、前年と比べて前年比1・7%減少したが、走行中の車両が横断歩道上の歩行者を妨げる「横断歩行者妨害」(道交法で禁止)が3%増の1万3239件に上り、6年連続で全国ワースト。同2位の警視庁の1・8倍となった。 まとめによると、車両が交差点で右左折する際などの「横断歩行者妨害」は、事故数も759件で前年より62件増え、人身事故の形態別で最も増加幅が大きかった。 人身事故の総数は3万6748件で、前年より5%減った。 また「飲酒運転」は取り締まり件数が1301件で、34%減少、事故数も154件で19件減った。逮捕者も226人で13人減った。死者は前年より1人増え9人だったが、最近10年間では2番目に少なかった。 同課は「横断歩行者妨害は死亡事故につながりやすいので、今後も厳しく取り締まりたい」と話している。 (西山輝一)
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