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【福井】

県から社長輩出、27年連続日本一

2009年2月1日

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 2008年の都道府県別人口10万人当たりの社長数で、県が第1位だったという分析結果を、民間調査会社の帝国データバンクがまとめた。県の1位は調査開始以来、27年連続という。

 同社が企業概要を管理する会社の社長115万人のうち、県出身者は1万3134人。全国34番目で最多の東京都の13%だが、人口10万人当たりに換算すると1634人となり、811人の東京の2倍となる。

 県から社長が輩出されやすい背景として、同社は「眼鏡や合繊織物など外部依存の低い地域産業があり、事業を次代に継ぐ環境が整っている」と指摘している。

 未曾有の経済不況で各社の社長は厳しいかじ取りを強いられているが、県ブランド推進室は「力ある地場産業が根付いている証拠となるデータ」と歓迎し、PR材料としていく考えだ。

 (谷悠己)

 

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