警視庁、振り込め詐欺被害を食い止めるため2月を「撲滅月間」と定め本格的に警戒
振り込め詐欺の被害を食い止めるため、警視庁は、2月を「撲滅月間」と定め、2日から本格的な警戒にあたっている。
警視庁によると、都内の振り込め詐欺の被害は、2008年10月の撲滅月間でいったん減少したものの、2009年に入り、再び増加しているという。
このため、2月を再び「撲滅月間」と定め、パトロールなどを強化している。
また最近は、バイク便などを装って、被害者宅に直接現金を取りに来る手口が急増しているため、警視庁は、事件の初動捜査を得意とする機動捜査隊や、誘拐や立てこもり事件などを専門に扱う捜査1課の特殊班を投入して、現金受け渡し現場で犯人逮捕を目指すことにしている。
また、2日午後に警視庁本部で開かれた緊急対策会議で、歌手の島倉 千代子さんは「息子、孫などを名乗っての詐欺は許せません」と、被害防止を呼びかけた。
(02/02 20:55)