2009年2月1日

不死と節目の鬼は外

一昨日未明頃の雨は春先のようなやさしい降り方でした。
立春というのは、春の暖かさが始まるということよりも寒さが極限に達して、もうそれ以上は寒くはならない時期だと理解した方がよさそうです。そんな時に豆を投げつけられて虎皮パンツ一枚で外を元気に逃げ回るという鬼のイメージは、なんとなく幼稚園あたりの紙芝居のようなもので脳に刷り込まれたような気がするのですが、なにが元になっているのか分からないままです。どなたか絵本作家の創作なのでしょうか?あるいは、典拠となるような絵巻物でもあるのかもしれませんね。
能面の般若は、そうした滑稽さを含む赤鬼・青鬼とは別な系列のものかもしれません。ともかく鬼の発祥時点に於いては、みな女だったということも言われているようです。柊の葉は、ヴァンパイアも苦手だったかと思いますが、日本にはなぜか吸血鬼に相当する鬼がおりません。ヴァン・ヘルシングよ、杭や銀の銃弾にこだわらずに欺されたと思って、豆まきしてみない?(笑)

2009年1月31日

消えよ!!滅びよ!!我より先に

♪十年はひとむかし♪と唄っていたのは陽水でした。ならば100年はその十倍で”とう”のむかしですね(^^)
万年生きるという亀が実際に生存できるのは100年程度かもしれません。浦島太郎を竜宮城へと連れて行った亀と連れ帰った亀は同じ亀だったのでしょうか?それとも別な帰り方をしたのでしょうか???
竹取物語の爺さん婆さんは、三十歳を少し過ぎたくらいだそうです。衣食住に不自由はしなかったであろう平安貴族でさえ二十代でバタバタと死んでいったようなので、庶民の平均寿命はどのくらいだったのでしょうね???
信長の頃の時代からつい最近まで人生50年でしたが、日本人は急に亀万年寿命へと近づきました。
初期の頃のCD-Rドライブは、十万円近い値段でした。メディアも1枚千円以上していたと思います。まだ干支で一回りほど前なだけなのに記録面の薬剤の色がなくなって読み出せなくなったものが多数あります。カセットテープもビデオテープも、もしかするとDVDも人間の平均寿命より短い時間で風化してしまうようです。
今日は、1TB外付けのUSBハードディスクを買いました。これまでテレビ録画やデータは、せっせせっせとDVDに焼き付けていましたが、それにかかる手間と時間に見合う価格差がなくなってきましたし、HDDのほうが省スペースにもなります。まぁ恐ろしいのは、大容量ハードディスクの突然死で、もう唖然として、どんなに口惜しく悲しくても涙もでません(笑)
東京などでは、ここ2日間で1月の平均降水量の2倍くらいの雨が降ってしまったそうですね。ハードディスクを買って帰ると傘が邪魔になるので、仕事先に置いてきてしまったら、、、また雨に降られました。

2009年1月30日

悲しいことはみんな砂に書け

千の風になってうんぬんという歌は、風に化けるということであっても風化することとは別モノでしょうね、、、。
たとえば20年くらい前に子供が生まれて、それを機会にビデオカメラを購入したという親は山盛りいたのではないかと思うのですが、、、その頃に撮影した映像を成人した子供に見せてあげることはできたのでしょうか?
酸性紙で作られた本は、人の平均寿命よりも短い時間で粉々になってしまうらしいですし、原始的かもしれませんが石に刻むというのが一番確実に長く残せる方法かもしれません。
砂に書いたラブレターは、写真に撮って100年プリント!?

2009年1月29日

崖っぷちのポン!!

「崖の上のポニョ」が昨年の興業収入トップだったということが、再び新たなニュースとして報道されていましたが、、、わたしはまるっきりその売り上げには貢献していません(^^;)
今年になってからすでにロト6に八千円つぎ込み、やっと千円だけ戻って来ることになりました。宝くじの類には、たまたまとか間違って、運良くなどなどで当選するかもしれませんが、映画の興業収入では、たまたまみんなが見に来たなんてことでトップになることはないでしょうね、、、。
先日、亀戸天神からの帰りの電車で、隣に座っていたおばさんが、時折バッグの中に手を入れてゴソゴソしていると思っていたら、カセットテープをカシャっと取り出して裏返しては、また再生ボタンを押していました。最近では、ポータブルCDプレーヤーを持ち歩いている人もめったに見なくなりました。MDは、どこへ消えたのでしょう???
大昔にラジオからカセットテープに録音したものを聞き返して確認したいことがあったのですが、もうちゃんと作動するカセットテーププレーヤーがありませんでした。
ビデオテープは、まだ再生機器は動くのですが、ビデオテープの録画可能なところと最初・最後にある録画できない部分のテープとの接着がとれてしまっていることが多くて、見られません。これも風化というのでしょうね、、、。

2009年1月28日

らんらんダムダムしーけんぱっ

記憶にも断層が存在するような気がしてなりません。頻発するデジャヴは、一見滑らかにつながっていそうなところが、実は時間も場所も違って接続しているみたいに、、、記憶とは、気まぐれでもあります。記憶にランダムアクセスするのではなくシーケンシャルに読み出すことは可能なのでしょうか?わたしには、できそうにありません。
ぐるっとパス(3冊目)期限切れ日なので、まず日本科学未来館へと行ってみたら、特別な展示はなにもないのに十数台の大型バスでやってきたお子様達でいっぱいでした。なので、お隣の船の科学館へ先に入りましたが、こちらは数えるほどしか見物人がいませんでした。船の模型ばかりなので、地上60メートルくらいらしい展望台へとあがりました。誰もいなくて貸し切りのようでした(^^)
昼食は、「絶品ベーコンチーズバーガー」というのにしてみたら、、、登場したのは、幼稚園児向サイズで、これじゃぁマックが大口たたくはずだと思いました。
未来館では、日本初だという全天周超高精細3D映像システム(Atmos)の映像を見たかったのですが、見ることができたのはゴミがいっぱい映って見苦しいアニメーションでした。

2009年1月27日

梅は咲いたか、梅干しまだかいなぁ~♪

「~(ロ)イド」から連想できるもののひとつに「セルロイド人形」があるので、なんとなく「人形」とでもいう意味があるのかと思っていたら、、、「~もどき(oid)」というのが語源のようです。
最近、売っているのを見かけたら買ってみようと思っていたDVDで「ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ」があるのですが、まだちょっと縁がないのか手に入れていません。「もどき」が本家・元祖を凌駕してしまった代表は、バターもどきだったマーガリンでしょうかね?原材料の関係なのか、昨年後半にずいぶんと値上がりしてしまいました。食べ続けたら毒になりそうですが、腐ったりしないマーガリンというのが作れると、どこかで読んだ記憶があります。
それはともかくとして、時々思うのは、、、仮に不死の植物というものが存在して、それを人間が食物として摂取したらどんなことになるのか?ということです。古代蓮が発芽したりもするように植物は「タネ」という形で食べられても消化吸収されない不死性を半ば獲得しているのかもしれません。
もう咲いているところはいっぱい梅の花が咲いています。その先に「梅干し」があるなんて、イメージの断層から転落してゆきそう、、、。

2009年1月26日

穴多輪紙緒慎治鱒課?死んじ回すか!?

それにつけても金の欲しさよ!!の路銀も「ロギン」とカタカナにしただけで西洋の固有名詞のようにも聞こえます。朝青龍などのモンゴル力士は、相撲に強いことよりも日本語が上手なことが立派だと思います。「オッ母ぁの上」と甲高い声で歌っていた歌手が、その後、日本の大学で教えるまでになっても日本語は上達しなかったように思えました。
昨日は、比較的評判の良いらしいパソコンでの音声読み上げソフトを試用してみたのですが、、、これってまるで都バスの「まいどご乗車ありがとうございます。次、停まります」と言っている発音によく似ているという感じがしました。都バスの車内案内は、昨年の春頃から日本のどこの方言とも特定できないような不思議なイントネーションの声に変わってしまったのでした。あの優しくて良い声のお姉さんは馘首になってしまったの?と思っていたわけですが、もしかすると全て機械による音声合成になったということなのでしょうか???初音ミクのように名前も付いているのかもしれませんよね、、、都(みやこ)乗り子などと(笑)
写真のお姉さんは、北の丸の科学技術館でご案内をしてますACTROID嬢なのですが、とぼけた顔してばばんばぁという感じでした。