山あり谷あり! 限界からの転職活動体験記
ビジネスパーソンが考える、「30.27歳」という転職ピーク年齢。その年齢を超えた転職者たちは、転職活動において、いったいどんな体験をしてきたのか? その真実に迫ります。
転職活動における第一関門である書類選考。この段階で、すでに年齢という壁に行く手を阻まれた経験を持つ人も多いようだ。「前の転職では試験まで難なく進めたが、今では試験や面接すら受けさせてもらえない」(39歳/男性/メーカー)、「経験が20年以上あっても、年齢を理由に断られる」(50歳/女性/金融・不動産業界)。さらには、書類すら見てもらえないという驚きの事実も。「問い合わせの段階で、年齢を告げただけで断られたことも数知れず・・・」(40歳/女性/建設業界)。面接で直接アピールできる機会を手にするためにも、図やチャートを挿入してみるなど、履歴書や職務経歴書の書き方に一工夫することが大切だと言える。
お互いを知り合う場所であるべき面接で、こんな失礼発言も登場している。「『社員の平均年齢が若いけど、雰囲気に合わせられる?』と聞かれ、とても不快な気分になった」(37歳/女性/金融・不動産業界)、「システム開発経験があるからPCには精通しているのに、機械に疎い年齢だと考えられ、『マウスクリックって分かります?』と質問された」(35歳/女性/IT・通信業界)。また、「年齢を言った途端、最後まで面接官が真剣に話を聞いてくれなかった」(40歳/男性/流通業界)など逆に何も言わせてもらえないケースや、「若い人が来ればそちらを採用したいようで、合否の返事を保留された」(47歳/女性/サービス業界)という何とも失礼なケースも見受けられた。
業界や会社によっては、資格よりも年齢を重視されることもあるようだ。「“資格なし・20代”と“資格あり・30代”では、前者が圧倒的に有利だった」(30歳/女性/金融・不動産業界)、「キャリアも資格もあるため問題ないと思っていたが、『年齢が上だと、給与もそれなりに払わなくちゃいけないしなぁ』と言われ、結局採用が決まったのは自分より若い子だった」(32歳/男性/サービス業界)。しかし、「年齢に相応した経験や知識には自信があったが、資格を持っていないという理由で不採用になった」(44歳/男性/IT・通信業界)という意見もあり、やはり培ってきたキャリアを“資格”という形にすることは大切な要素の一つのようだ。
※2008年12月22日現在。(株)マクロミル調べ。
全国47都道府県の会社員(事務系・技術系・その他)の男女200名を対象にアンケートを実施。