10年4月に岡山県内で初めて設置される6年制の中高一貫校「県立中等教育学校」の説明会が31日、母体になる岡山大安寺高(岡山市北長瀬本町)で開かれた。保護者や児童、小学校関係者など2300人以上が訪れ、関心の高さをうかがわせた。 説明会は2回に分けて実施。午後の回では冒頭、カリキュラムを研究してきた同校推進協議会の山本近信会長(同校校長)が「たくましい人間力を持った生徒を育て、知識と経験の融合を図る学校づくりが求められる。そこで、中高一貫校の中で、最もきずなが深まる中等教育学校がいいということになった」とあいさつした。 県立中等教育学校は定員160人で、生徒は全県から募集。入試方法、校名は7月に決まる予定。現在の岡山大安寺高は13年度から募集を停止し、14年度末に閉校する。