【ジュネーブ澤田克己】プロを目指す若手ダンサーの登竜門「ローザンヌ国際バレエコンクール」の決選が1日、スイスのローザンヌであり、さいまた市の水谷実喜(みき)さん(15)=アクリ・堀本バレエアカデミー=が3位、東京都八王子市出身でフランス留学中の根本里菜さん(17)=仏・日仏芸術舞踊センター=が6位にそれぞれ入賞した。
日本人の母を持つハンナ・オニールさん(16)=ニュージーランド=が優勝した。バレエを始めて5年目の水谷さんは「あこがれの舞台なので、まだ実感がない。夢みたい」と話した。
同コンクールは若手ダンサーの発掘や育成を目的に毎年開かれ、熊川哲也さんや吉田都さんら日本の著名ダンサーも過去に入賞している。
毎日新聞 2009年2月2日 東京夕刊