23区の2009年度予算案
重点施策、目玉事業を追う
【社会】警官、中2に威嚇発砲 職質で暴行受け2発 愛知・豊橋2009年2月2日 14時52分
2日午前2時30分ごろ、愛知県豊橋市中岩田の路上で、パトカーでパトロール中の豊橋署員が2人乗りのミニバイク2台を発見、地域課の男性巡査長(26)が職務質問をしようとしたところ、うち1台の後部に乗っていた中学2年生の少年(14)=同市在住=がいきなり殴るけるの暴行を加えた。もみあいになったまま、2人は道路下の山中川に転落し、少年が指にかみつき、手を伸ばして拳銃を奪おうとしたため、巡査長が水面に2発発砲。同署は傷害と公務執行妨害の疑いで少年を現行犯逮捕した。少年にけがはなかった。 運転していた男ともう1台のミニバイクはそのまま逃走。巡査長は鼻の骨を折ったほか左肩を脱臼する重傷。少年は調べに「捕まるのが怖くて抵抗した」などと話しているという。同署は逮捕した少年について「まさか中学生とは思わなかった」と話している。 同署によると、原付を発見後、パトカーでミニバイクを追跡中に突然、消火器を投げつけられた。うち1台がいったん止まろうとしたため、巡査長が近づいたところ、いきなり暴行を加えてきたという。巡査長が「やめろ。撃つぞ」と警告したが、少年が抵抗したため拳銃を発砲。それでも少年は向かってきたため、2発目を撃った。少年は抵抗をやめたため、現行犯逮捕した。川の水深は10センチほどしかない。 巡査長とともにパトカーに乗っていた巡査部長(58)は、逃げたもう1台のミニバイクを追ったが途中で見失った。他の3人は暴行に加わっていないが同署で行方を追っている。 豊橋署の伊藤公一警務課長は「拳銃の使用については現時点で適正な使用と判断している」としている。 (中日新聞)
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