韓国の歴史教育に学ぶ、 記録の取捨選択と歴史の建て直し [PART-2]
皆様こんにちは。前回は、韓国教科書に描かれている国債報償運動を簡単に紹介し、それに対して常識的な判断で軽く疑義を唱えてみました。
今回は別の角度から攻めてみます。
借款は強制か?
掲示板の都合により、本スレッドは、4連続になっております。お手数ですがご容赦ください。 なお、一部で旧大日本帝国の公開公文書を使用しております。これら資料は、韓国の学者達にも高く評価され、彼らが特に好んで使用する資料と聞いております。しかし、一般の韓国人の方にとっては、精神上不都合、かつ、「致命的」な所がございます。予めご了承下さい。
3.少し調べてみた・・・
日本の立場から考えてみる。
1907年に朝鮮が負っていた借款1300万円は、日本にとってはどれ位の価値があったのでしょうか? そして、日本が気軽に貸せる金額だったのかを見てみましょう。[為替レート 日本1円=朝鮮1円]
1300万円は、左の新1円銀貨(明治11年1878発行) 1300万枚です。w 参考に、この銀貨は、現在の古銭相場で約3万円です。
■1907年の日本、1300万円で何が買えたの?
1907年ではなく、1905年当時の国家予算で言うと、1300万円は・・・
歳出(Annual expenditure)の6.2% に相当します。
これが、簡単に借款できる金額ですか?( ´ー`) 違いますよね。
4.結局・・・借款を強制したというのは、創作?
もうご理解頂けたと思います。この教科書の記述には、「当時の日本は苦しい経済状態の中から、大きな借款を行っていました。」という視点が抜けているのです。抜けているだけではありません。借款は強制的に行われたと書いてあります。つまり「悪い目的で行われた」と脚色が付いているのです。
通常の思考能力で、借款を行った日本の負担を見れば、この主張のおかしさに気が付くと思います。それに次のthreadで紹介しますが、喫煙禁止同盟の発起人達ですら、借款そのものは非難していません。強制性は、韓国教科書でよく見られる、独特の修飾詞なのですよ。w でも、NAVERでの経験から考えれば、おそらくこのような反論が・・・出てくるのでしょうねぇ。┐( ´ー`)┌
<#`д´> 日帝の借款は朝鮮を隷属させる目的があった。
<#`д´> 朝鮮を奪うためだから、大きな負担で当然だ。
<#`д´> 日帝は陰険に弾圧した。それが悪意の証拠だ。
( ´ー`) この反論に賛成する韓国人は手を挙げなさい。w