B.李泰鎮教授の返信から分かること
< `∀´> 日本人は教授から返信が来たというが、本文を公開しない。疑わしい。・・・と主張する韓国人が居ました。日本人がそれを晒さない理由は、このmailが「正式回答」では無いからです。「公開質問状を受け取りました」という私信だから公開しないだけです。それ以外の理由があるとすれば・・・そうですね。日本人の「思い遣り」だと考えて下さい。あのお上手な英文を公開されたら、きっと彼はもだえ苦しむでしょうから。w
とはいうものの、李泰鎮教授の返信mailから判断出来ることを紹介するくらいはOKだと思います。
1通目の返信では、「Dear prof.KIMURA」で始まっていました。これは差出人を誤認したのではありません。本文途中にも「私は貴方を歴史家だと思いますが、どのような身分の方か詳しく教えて下さい。」と書いてあったことから、差し出し人のことが分からなかったことは明白です。そこで教授は、最も無難な敬称である「KIMURA教授」と書かいた訳ですね。そして14件にも及ぶ質問に回答するには時間が必要であり、3月中頃までかかりそうだと回答しています。彼が英語版と日本語版の公開質問状を詳細に読んだかどうかは不明ですが、その体裁や書式や内容を見て・・・
公開質問状を学問的な文章(academic document)と判断。
2通目の返信では、KIMURA代表という正しい敬称とともに、公開質問状を見たことが、書かれてありました。そして、可能な限り早く回答する(I
will send you my answers as soon as possible.)と書いてあったのです。つまり、日本人有志からの公開質問状と分かって、なるべく早く回答すると答えた訳ですね。故に、日本人の主張する期限は、一方的な宣言に過ぎず、教授は同意していないという主張は成り立ちません。
教授のお上手な英文は極めて直接的に書かれています。婉曲的な表現など一切ありません。「なるべく早く回答する」と書いて、婉曲的な表現で回答しないあるいは回答期限を過ぎるという意図を含む可能性はゼロです。「2月末日まで回答しない場合は回答不能と判断してNAVERにおいて告知します」というmailに対する返信ですからね。返信をした時点では、彼はすぐに返事出来ると考えていたんですよ。
最初は2月末までに回答するつもりだった。これ重要です。
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