春のキャンプシーズンが到来です。県内では、プロ野球の4つの球団が、一斉にキャンプインしました。昨シーズン、4年ぶりの日本一、そして初めてのアジアチャンピオンに輝いた、埼玉西武ライオンズ。南郷町の南郷スタジアムでは、練習を前に歓迎式が行われ、渡辺久信監督と、日南学園出身で、選手会長の赤田将吾選手に花束が贈られました。(渡辺久信監督)「連覇を目指して、みんな一生懸命頑張ると思います。また今年1年、応援よろしくお願いします」この後、早速、選手たちは、チャンピオンフラッグがたなびくグラウンドで、守備練習などに汗を流していました。連覇を目指す、ライオンズの春季キャンプは、2月26日まで行われます。一方、秋山幸二新監督のもと、新たなスタートをきった福岡ソフトバンクホークスは、宮崎市の生目の杜運動公園で、キャンプをスタートさせました。グラウンドでは、WBC日本代表候補の松中信彦選手や、川ア宗則選手らが、ランニングやストレッチなどで、体を動かしていました。また、今年から、プロの選手として新たな生活をスタートする、日南学園の有馬翔投手も、先輩たちに混じり、軽快に体を動かしていました。(秋山幸二監督)「春のキャンプはお客さんがたくさん来てくれるので、選手もやりがいをもってやってくれると思うので、期待に応えられるように全員で優勝を目指していきたい」秋山新監督の下、6年ぶりの日本一奪回を目指すホークスの春季キャンプは、2月26日まで、宮崎市の生目の杜運動公園で行われます。このほか、1日、県内では、ジャイアンツとカープの、合わせて4球団がキャンプインしました。
今年8月にドイツで開かれる、世界選手権の代表選考会を兼ねた、別府大分毎日マラソン。大会には、連覇を狙う、旭化成の足立知弥選手が出場しました。その足立選手、序盤、先頭集団につけますが、26キロを過ぎた地点から、徐々に引き離されます。足立選手は、その後、粘りの走りを見せるものの、結局、トップと3分2秒差、2時間13分17秒の6位に終わり、残念ながら、大会連覇はなりませんでした。
昭和22年から続く、伝統ある南九州駅伝大会が開かれ、えびの市から都城市までの7区間、61.25キロメートルで争われました。今年は、県内外の51チームが出場し、選手たちは、チームの優勝を目指して、懸命にタスキをつないでいきました。最終区間では、お笑いタレントの猫ひろしさんのほか、東国原知事も出場し、市民の歓声の中、ゴールしました。南九州の中で一番歴史のあるこの駅伝大会。多くの駅伝ファンが、選手たちに、盛んな拍手を送っていました。