2009年2月1日 19時4分更新
津山市にある勝英農業協同組合の支店から、組合員のコメ農家およそ1万1千人分の個人情報が記録されたパソコンが盗まれていたことがわかりました。
パソコンが盗まれたのは、津山市西中のJA勝英の勝北支店にある勝北カントリーエレベーターの1階事務所です。
今月21日朝、事務所に出勤してきた職員が、机の上に置いてあったノート型のパソコン1台がなくなっているのに気づいて、警察に届け出ました。
パソコンには、JA勝英の全ての組合員の65%にあたる1万1108人のコメ農家の氏名や住所、電話番号それにJAバンクの口座番号など5種類の個人情報が、保存されていました。
収穫した米を乾燥するためのカントリーエレベーターを利用する農家の情報が管理されていたと言うことです。
事務所の出入り口には鍵がかけられていましたが、窓には鍵をかけてなかったということです。
また、盗まれたパソコンには起動するためのパスワードはかけられていなかったと言うことです。
JA勝英の村上吏組合長は、会見を開いて謝罪するとともに「今後は、職員にパソコンの管理を厳重にするよう徹底してゆきたい」と述べました。