2009年2月1日 19時4分更新
岡山県に伝わる伝統芸能を学んでいる市民グループが、日ごろの練習の成果を披露する催しが岡山市で開かれました。
この催しは県内に伝わる歌や踊りなどの伝統芸能を学んでいる岡山市の市民グループが、年1回集まって開いているものです。
ことしは11の市民グループが会場の岡山市西大寺市民会館に集まり、日ごろの練習の成果を披露しました。
このうち、岡山県北部の新庄村で豊作を願って歌われてきた民謡、「新庄田植え唄」を学んでいるグループの発表では、女性たちが太鼓の演奏にあわせて、田植えの動きを取り入れた舞いを披露しました。
また、倉敷市下津井に古くから伝わる民謡、「下津井節」をもとに「下津井踊り」を考案したグループは青い布や船をこぐオールなどを勢いよく回し、瀬戸内海の波を表現した踊りを披露していました。会場を訪れた人たちはそれぞれのグループの熱演に盛んな拍手を送っていました。