2009年2月1日 19時4分更新
力自慢の男たちが、大きな鏡もちを抱えて歩く距離を競う伝統行事が岡山県美作市の寺で行なわれました。
この行事は、鎌倉時代に後鳥羽上皇が隠岐島に流される途中、今の美作市で地元の人から大きなもちを献上されたのが始まりとされ、市内にある顕密寺で毎年行われています。
ことしは地元をはじめ、兵庫県や香川県などから14歳から71歳までの男性37人が参加しました。参加者たちは、けががないようにお払いを受けたあと、境内に集まり、直径90センチの2段重ねの鏡もちを抱えてどれだけ長い距離を歩けるかを競いました。
もちと台をあわせた重さは185キロもあり、参加者の中には一歩も進むことができず、その場にもちを落としてしまう人もいました。
この行事では、例年、15メートル以上は歩かないと優勝できないということですが、ことしは記録が全体に低調で、岡山市から参加した平松一也さん(33)が7メートル余りの記録で優勝しました。
優勝した平松さんは、「もっと記録を伸ばす人がいると思っていたのでびっくりしていますが、優勝できてうれしいです」と話していました。