フリースタイルスキーのワールドカップ(W杯)は1月31日、米ユタ州のディアバレーで行われ、デュアルモーグルの女子で村愛子(北野建設)は23位で、29日のモーグルに続いて予選落ちした。
まさかの予選落ちとなった上村は「自分でもどうなったか分からないミスで、足をすくわれた感じ。調子はいいだけに、すごく悔しいし、ふがいない」と反省した。
第1エア前に体勢を崩し、ヘリコプターをしようとしたが、背中を向ける格好で着地。そのまま左へ大きくコースをそれた。「コブにエッジが引っ掛かった」と言う上村は、ストックをたたきつけて悔しがった。
ディアバレーでは昨季も同種目の決勝1回戦で敗退しており、「相性が良くないね」。次はバンクーバー五輪のテスト大会となるだけに「その場所はすごく特別。ジャッジに『上村愛子がちゃんと滑ってきたら絶対にいいぞ』というのを植え付けないといけない」と気を引き締めた。(共同)