今回は、会っていただいた方々から既に報告があるので、例によって、OFF会とは関係ない前後の話題を中心に。これでどこが報告記なんだかわからないけど、まあ、そういうことで。
昼に上野に到着。アメ横をうろついて、適当な店で昼食。
久しぶりに西郷さんにご対面。
緑の濃い上野の森ですが、木陰でも暑い暑い。
国立西洋美術館で『パルマ―イタリア美術、もう一つの都展』を見る。 下の写真は、パルマ展には関係なく、お馴染みのロダンの『地獄の門』
パルマ(Parma)と言えばパルマ・ハム、あるいはパルミジャーノ・レッジャーノ。ですが、美術館にハムが並ぶはずもなく、14世紀から17世紀まで、すなわちルネサンス初期からバロックまでの、この地方の芸術の変遷を俯瞰できて有意義な展示でした。
次は東京国立博物館。今回は常設展のみ。
アジア館にて、アジア各国から日帝が収奪した貴重な資料が見られます。中でも朝鮮半島の展示物は他の地域に比べて貧相で、如何に収奪すべきものが乏しかったかを物語っていました。(嘘)
ここで、granma55さんと落ち合う時間になったので、博物館を出たところ、丁度granmaさんから電話。東京文化会館で合流。再度、国立西洋美術館に入いり、カフェでお茶を飲みました。
私は手ぶらで参りましたのに、granma55さんから素晴らしいおみやげをいただいてしまいました。ありがとうごさいました。無礼の段、改めてお詫び申し上げます。
妙齢のご婦人と美術館のカフェで語らうという恰好のシチュエーションでしたが、妻子ある身ゆえ、口説くのは堪え、普通の世間話をしておりました。granmaさんの仰ったワインの蘊蓄というのは、最近のイタリアワインはスーパーで数ユーロで売っているような安いワインでも美味しくなりました、というような貧乏なネタです。B級指向な私は、決して高級ワインのことは語れないのであります。
granmaさんは、予想に違わず頭の回転の速い方で、何気ない一言一言が鋭いのなんの。私ごとき単純な人間は、何もかもお見通しであろうと恐れ入った次第でありました。
あっという間に一時間が過ぎ、granmaさんに別れを告げ、上野から地下鉄銀座線に乗りますと、浴衣姿の若い女性達やカップルが浅草方面に大勢向かうのを目撃。隅田川の花火大会の日でした。残念ながら、反対方向、目指すは永田町。
続く