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積丹岳の遭難男性 救助中に滑落、再び不明 隊員3人は自力脱出(02/01 22:31、02/01 23:45更新)【積丹】三十一日に後志管内積丹町の積丹岳(一、二五五メートル)に入山した男性が行方不明になった遭難事故で、捜索に当たっていた道警機動隊員五人が一日正午、男性を山頂付近の南側斜面で発見。救助しようとした際に男性がいた周辺の雪が崩れ、男性と機動隊員三人の計四人が滑落した。機動隊員三人は自力ではい上がって捜索を続けたが、男性は見つからず、道警は一日午後五時に捜索を中止した。二日早朝に再開する。 男性は、札幌市豊平区平岸一の五、会社員藤原隆一さん(38)。 道警や関係者によると、道警機動隊員は一日、山頂付近の急斜面で藤原さんが雪に穴を掘ってビバークしているのを発見。藤原さんは衰弱してほとんど動けない状態だったという。発見から数分後、機動隊員三人が、穴から藤原さんを引っ張り出そうとしていた際、周辺の雪が崩れ、滑落した。機動隊員三人にけがはなかった。 当時は吹雪で風速は二〇−三〇メートル、視界は五−六メートルしかなかった。 藤原さんはスノーボードをするために三十一日に友人と入山。しかし、吹雪のため、同日午後に友人とはぐれ、道警や消防などが一日早朝から計五十人態勢で捜索していた。 積丹岳では二〇〇七年三月、スノーモービルに乗っていた男性四人が雪崩に遭って死亡する事故があった。
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