と言っている韓国人がいたので、ちょっと調べてみました。
ソースは何でも Angus Maddisonの"The World Economy: Historical Statistics"だそうです。
早速同書を開いてみました。
…
各国比較では朝鮮は出てきません。
いちいち小国まで載せていたらキリがないからでしょう。仕方がありませんね。
次にアジアの部を見てみましょう。
朝鮮はSouth Koreaとして、しかも1911年以後しか出てきません。
これはどういうことでしょうか?韓国人は嘘をついていたのでしょうか?
真相を追究すべく、Maddisonの統計の最新版が手に入るというGroningen大学のページに行ってみました。
Groningen大学Angus Maddison研究室
http://www.ggdc.net/maddison/
なるほど、ここには"The World Economy: Historical Statistics"に掲載された統計の最新版がありました。
http://www.ggdc.net/maddison/Historical_Statistics/horizontal-file_03-2007.xlshttp://www.ggdc.net/maddison/other_books/HS-8_2003.pdf…
朝鮮、やっぱり1911年からです。
いろいろと見ていると、"The World Economy: Historical Statistics"とは全く別のところに、近代以後の各国GDP比較の統計があることに気がつきました。
Monitoring the World Economy
http://www.ggdc.net/maddison/Monitoring.shtml
ここのTables Chapter 1を見てみましょう。確かに1900年の各国GDP比較が出ており、朝鮮はアジア十カ国中第三位となっております。ソースはAppendix AからDあたり。
ということでめでたくソースは突き止められたのですが、とりあえず韓国人に一言言っておきたいのは、
出典くらい確かめろ
ということですかね。
余計なことさせやがって。