
韓国人の方が日本人よりも南方系に近い。日本民族と朝鮮民族の間には、かなり高い異質性が存在する。 朝鮮民族は、基本的には日本民族と同じ北方型蒙古系民族に属するGm遺伝子 パターンを持ちながら、日本人よりも遥かに強く南方系の漢民族などの影響を 受けていると見られる。
中国と朝鮮とのあいだの、相互移民や侵入などによって、海で隔てられた日本に比べ、北方少数民族や漢民族との流入の機会がはるかに多く、これが民族の形成に影響したと考えられる。 日本人からはほとんど南方系のハプロタイプが出てこないが、韓国人からはタイ人に含まれる南方系の遺伝要素が多く含まれる。
また日本人はアイヌ~本土~沖縄まで北方古モンゴロイドをベースにし、殆ど同じ遺伝子で占められている。日本人は韓国人よりも二重瞼が多く立体的な容姿が多いが、南方系の遺伝子とは全く関係は無く、日本の原住民である北方古モンゴロイドの縄文人の血を継いでいるからである。
縄文人とは寒冷地に対応する前の古い黄色人種である。白人種から枝分かれして間もない為、顔立ちや身体に立体的な特徴が残っている。また体毛も濃く、日本人が他のアジア人に比べ髭や体毛が濃いのもその為である。彼らはバイカル湖からシベリアを経由し、北海道から日本列島に入った。縄文人が北方系だという証拠として、彼らの直系の末裔であるアイヌ人や沖縄人が純北方系である事が上げられる。
韓国人は日本人よりも多くハプロタイプに南方系が出てくる。中国人との交わりが原因と考えられる。
黄色が北方系の遺伝子。赤が南方系の遺伝子。つまり赤の割合が多いほど南方系に近い人種となる。沖縄人と台湾人の格差に注目。沖縄人はアイヌ人と同じく縄文人(古モンゴロイド)の直系の末裔であり、南方系の血に殆ど影響を受けていない事が解る。同時に縄文人(アイヌ人・沖縄人)は南方系ではないというのも解る。
Y染色体
民族の遺伝子の分類に使用される父系のY染色体の分布図を見ても、明らかに韓国人のY染色体は半島であるため大陸との交わりが多かった事が想像される。一方島国である日本人は北方古モンゴロイドに由来される古い染色体(D系統)を持っており、日本人は異質な仲間はずれである事が分かる。
常識的に考えて、人の出入りの激しい半島と、海に囲まれている島国。どちらが南方系の影響を受けるのか、子供でも分かるであろう。日本は50kmの海峡で大陸と離れているが、僅か15kmのジブラルタ海峡ですら、人の遺伝子に相当な隔たりを与えている。
※韓国人は決してY染色体にはふれず母系のミトコンドリアだけで遺伝子分析を語るが、そのミトコンドリア遺伝子ではアジアでみられる起源はすべて2万年以上前のため、それより以降の発生移動と増加には全く役に立たない。
上記の遺伝子の結果を元に導いたアジア民族の遺伝子の近似値であるが、韓国人は中国人・ベトナム人・フィリピン人と非常に近い民族である事が分かる。半島であったため中国人との交わりが多かった為であろう。一方日本人はアジアでかなり突出した特殊なタイプであることがわかる。