韓国の方に質問があります。
韓国では、食事の前に、食事に感謝する行為がありますか?
例えば、日本では食事の前に手を合わせ、「いただきます(itadakimasu)」と言う習慣があります。
これは、いくつかの意味が込められているようなんですが。
まず、食料を作った人に対する感謝の気持ちを表す。
日本ではよく言われるんですが、「米(kome)」と言う漢字は、「八十八の手がかかっている」から、一粒でも無駄にしてはいけない、という教えから。
(現実にそれだけの手数が必要なのではなく、「米」という漢字を分解すると、「88」になるからで、「88」は多くの、たくさんのという意味で使われます。多くの手間がかかっているから、と考えて下さい)
これは、食料そのものへの感謝の気持ちにも通じます。
次に、食事を作ってくれた人に対する感謝の気持ちを表す。
手間暇をかけて、食事を作ってくれた人(母親が一番多いでしょうね)に対して、「ありがとう」の気持ちを込めて、言うわけです。
またキリスト教圏では、食事前にお祈りをします。
神に、今日の食事を与えてくれたことに対し、感謝の意を表すわけです。
(カトリックとかプロテスタントとか、宗派による違いは私にはわかりません)
そしてこれはうろ覚えなんですが…
中国では自分たちが食事をする前に、先祖に食事(お供え)を捧げ、今日一日の無事を感謝するという行為があったと聞いたことあります。
韓国の文化では、食事前に、感謝の意を示す、作法はありますか?
今日食事ができることに対して…
食事を作ってくれた人に対して…
食料に対して…
感謝をしますか?
作法がある場合、「何に対する感謝」なのかも教えて下さい。