「ネットで見た」レベルであるが。
「李氏朝鮮は清朝に毎年美女3千人を献上していた」という話がある。
これは本当でしょうか?
かなり疑問に感じてるんですが。
李氏朝鮮は1392年~1910年
清朝が1636年~1912年
細かい経過は省いて、ざっと250年位は清朝の属国だったわけだ。
ということは、
3000 × 250 =750000
75万人もの女性を差し出した計算が成り立つ。
そしてやはり「ネットで探した」レベルの人口統計。

これが正しいと仮定して。
1753年に730万人、1850年に750万人ということはこの100年間で人口はほとんど増えていない。
おそらくは1650年頃も同様ではなかったろうか?
750万の人口で、毎年出産可能な年齢の女性を差し出してたとすると、素人考えではあるが、男女比が無茶苦茶になり、民族の存亡に関わってくるような気がする。
人口増どころか、人口減になるのが普通だろう。
人口を減らさず、せめて現状維持を図るとなるとどうすべきか。
やはり1人の女性に多数の子供を産んでもらうしかない。
さらにである。
先の美女三千人が正しいとした場合、
妊娠している女性は無論だが、すでに経験ありの女性も対象外となったと推測する。
宗主国様に属国のお手つきを差し出すとは思えないので(女性の方すいませんm(__)m)
家族からすれば大事な娘を他国に送るというのは断腸の思いであろう。
そこで様々な徴収逃れがあったのではないだろうか。
そこで思い浮かぶのが試し腹の風習である。(これもネットレベルでしか知らないw)
大事な娘を宗主国に取られないため、働ける人を確保するため、悲壮な思いで決断していたのではないだろうか。
そう、これは実はとても悲しい風習だったのである。
倫理的にどうとか、現代の認識で判断してはいけないこともある。
属国の悲哀、たまには思いやってみようと思った。
ベルガリアード物語というファンタジー小説がある。
この話の中にトラクという神が出てきており、自分に従う民族を作ったという設定になっている。
この神は心臓が止まったまま眠り続けており、神を崇める民族は神が甦るようにと、生きた人間の心臓を捧げる儀式を行っていた。
そして別の民族を奴隷化し、毎年何千人も生贄として殺していた。
男女・年齢問わずである。
けれど、妊娠した女性は「新しい生贄」を産むため、生贄にはされなかった。
だから奴隷民族の女性は1年中妊娠しているように努力していた。
という話があったのを思い出して、ふと考えてみた。
真実を知らないんだから、何を考えようが妄想に過ぎないなw
後のことは知らない。
どっとはらいw