W杯ジャンプ札幌大会で、公式練習する岡部孝信(中央)と伊東大貴(左)ら=大倉山
ノルディックスキーのW杯ジャンプ個人第18、第19戦(31日、2月1日)を前に、会場の札幌市大倉山(HS134メートル、K点120メートル)で30日、公式練習が行われ、岡部孝信(38)=雪印=がトップ6入りを目標に掲げた。2、3本目とも124・5メートルのK点越えを連発し「札幌で結果を出したい。トップ6にいけたら…。可能性はあると思う」と話した。
今季は国内で実績を積み、24、25日にはW杯組に復帰した。カナダ・バンクーバー大会に出場し、27日に帰国。「W杯組の仲間入りができたのかなぁ」と、独特の雰囲気をかみしめた。
2月末の世界選手権(チェコ・リベリツ)の代表は、大会後に発表される。すでに、昨年12月のW杯で優勝した湯本史寿(東京美装)が代表を決めており、残り4枠への最後のアピールの舞台となる。大ベテランは「自分のジャンプをするだけ」と言い聞かせていた。