とあるスレッドでこんなことを言われました。
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http://images.google.com/imgres?imgurl=http://www.k-seitai.co.jp/silk-F/ebi2.JPG&imgrefurl=http://www.k-seitai.co.jp/Silk.html&usg=__y7MFa5WwEgvYDH_x0bHSGw6TpwQ=&h=344&w=454&sz=36&hl=ja&start=13&um=1&tbnid=hqbZmIRS3fYHmM:&tbnh=97&tbnw=128&prev=/images%3Fq%3D%25E3%2582%25A2%25E3%2582%25AB%25E3%2582%25B6%25E3%2582%25A8%25E3%2583%2593%26um%3D1%26hl%3Dja%26rls%3Dcom.microsoft:*:IE-SearchBox%26rlz%3D1I7ADBF%26sa%3DN <ここで海老の劣化の状態でも見てから出直してこい。( ´H`)y-~~ |
見直してこい、だそうです。知らないものを知ることは多くの場合、喜びをもたらします。
とりあえず、本当に知らないことなのかどうか確認してみました。
提示されたサイトを見たら、小林製袋さんのサイトです。
海老の劣化の状態ですか・・・どれどれ。
包材別アカザエビ9日目の外観写真

水産庁・中央水産研究所報告・角田ら 業績A第37号より
これが劣化の写真ですか。なになに?
K値とは・・・ 筋肉中のエネルギー物質であるATPは、生物の「死」によりATP→ADP→AMP→IMP→HxR→Hxの経路を経て分解します。HxR・Hxが多くなると魚肉などでは「活きの良さ」がなくなり、味が低下します。K値は一連のATP関連物質に占める分解成分、(HxR・Hx)の割合(%)をもって鮮度をあらわす指標です。この値が20%以下ならば、おおむね刺身として利用でき、他方それが50%を超えると食用に適さなくなります。 |
では、上記の海老くんたちが食用として適すのかどうなのか、確認してみようと思います。
全部まだ食べれると言うことですね。これだけ黒くても、まだ食べることに対して適さないと言い切れないとは・・・・驚きです。9日間保存してもまだ刺身で食べれるなんて、
はすごいです!
ついでに、10日間保存した例も見てみるとしましょうか?
顔が少し黒ずんできていますが、まだまだ刺身OKです。すごいや、絹蔵!
今回我々は、海老の鮮度に関し、顔が多少黒ずんだ程度では「食べるのに適さないというのは無理である」、と言う新たな知見を得ることとなりました。
やっぱり、新たな知識を得るのは楽しみが多いものである、と言う思いを新たにしました。
それでは、都合が良ければまた夜にでもお会いしましょう。