長文が苦手な方は、色付き部分のみ読んでください。
かなり韓国の国民感情に配慮して書かれている教科書の紹介をします。
この教科書の 韓国のことが載っている部分を紹介します。
韓国の方々の苦悩、苦痛を、子供たちに知らせるため、記述にかなりの努力が払われています。
2006年度版です。
2005年以前や今年の教科書も内容はほぼ同一です。
日韓併合の部分を見て見ましょう。
日韓併合部分
第4章近代日本の建設
59世界列強の仲間入りをした日本
韓国併合
日露戦争後,日本は韓国に韓国統監府を置いて支配を強めていった。欧米列強は,イギリスのインド,アメリカのフィリピン,ロシアの外モンゴルなど,自国の植民地や勢力圏の支配を日本が認めることなどと引きかえに,日本が韓国を影響下におさめることに異議をとなえなかった。
日本政府は,日本の安全と満州の握益を防衛するために,韓国の併合が必要であると考えた。1910(明治43)年,日本は,武力を背景に韓国内の反対をおさえて,併合を断行した(韓国併合)
韓国の国内には,民族の独立を失うことへのはげしい抵抗がおこり,その後も,独立回復の運動が根強く行われた。
韓国併合のあと置かれた朝鮮総督府は植民地政策の一環として,鉄道・灌漑の施設を整えるなどの開発を行い,土地調査を開始した。しかし,この土地調査事業によって,それまでの耕作地から追われた農民も少なくなく,また,日本語教育など同化政策が進められたので,朝鮮の人々は日本への反感を強めた。
第5章 世界大戦の時代と日本
第2節 第2次世界大戦の時代
75 アジア諸国と大東亜会議
アジア諸国と日本
この戦争は,戦場となったアジア諸地域の人々に大きな損害と苦しみを与えた。とくに中国の兵士や民衆には,日本軍の侵攻により多数の犠牲者が出た。
日本は,占領した東南アジアの各地では軍政をしいた。現地の独立運動の指導者たちは,欧米諸国からの独立を達成するため,日本の軍政に協力した。
しかし,日本の占領地域では,日本語教育や神社参拝などをしいたことに対する反発もあった。連合軍と結んだ抗日ゲリラ活動もおこり,日本軍はこれにきびしく対処し,一般市民も含め多数の犠牲者が出た。また,戦争末期になり,日本にとって戦局が不利になると,食料が欠乏したり,現地の人々が過酷な労働に従事させられる場合もしばしばおきた。(略)
国民の動員
(略)大東亜戦争(太平洋戦争)の戦局が悪化すると,国内の統制はさらに強化された。労働力の不足を埋めるため徴用が行われ,また,中学3年以上の生徒・学生は勤労動員,未婚女性は女子挺身隊として工場で働くことになった。また,大学生は徴兵猶予が取り消され,出征していった(学徒出陣)。
朝鮮半島では,日中戦争開始後,日本式の姓名を名乗らせる創始改名などが行われ,朝鮮_人を日本人化する政策が強められていた。戦争末期には,徴兵や徴用が,朝鮮や台湾にも適用され,現地の人々にさまざまな犠牲や苦しみをしいることになった。また多数の朝鮮_人や中国人が,日本の鉱山などに連れてこられ,きびしい条件のもとで働かされた。
物的にもあらゆるものが不足し,寺の違など,金属という金属は戦争のため供出され,生活物資は窮乏をきわめた。(略)
この内容なら、韓国の方も認めてもらえるのでしょうか?
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