2007年02月13日

風猫の独り言 -追記あり

良かった。こんなに恵まれた公演は滅多にないよ・・・・。

制作プロデューサーはそういいました。千秋楽で涙ぐんでしまった彼の横では振付の先生も涙ぐんでいたのだそうです。
彼らの涙を誘ったのは裸の王様。わしは観客を泣かすために泣くんだ!
・・・実は彼も涙ぐんでいました。

「今日は立見席まで握手をしにあがれないなあ」と通路に溢れていた子供たちを見て思った王様の前で、子供たちは自然と道を明けて上に通してくれたのだそうです。それを見て王様はとっても嬉しかった、ともいっていました。

完璧なものなんかなくて、いいことも悪いこともあって、でもそれを超える大らかな、なにか。・・・ハンスの持っているのはそんなものだと風猫は思ったのでした。       <続く...かも>

????????2007.2.13追記
このエントリーをご覧になった方からメールをいただきました。
一部引用を許可していただいたので、最後に掲載いたします。

なお、・・・<中略>・・・部分では、さまざまなご提案もいただいております。ありがとうございます。みなさまの声に耳を傾けつつ、いい「チボリ」にしていきたいと思います。今しばらく、おおらかな目でチボリの今後を見守っていただければと存じます。

実は・・・、冒頭の「恵まれた公演」だったという言葉は、条件的に恵まれていたというわけではなく(むしろ厳寒期の公演はまさに"冒険"でした)、悪条件も含めてさまざまな要因が結果としていいほうに転がっていき、見えない力に後押しされていたような、表現しがたいそんな気分を言葉にしたものなのです。今回のハンスの公演は、たくさんの"声なき声"に支えられて千秋楽を迎えたような気がします。それはキャストもスタッフも同じような気持ちでした。

"声なき声"を聞く方法があったら・・・。今のチボリの気分を伝えることができたら・・・。去年の6月にそんな気持ちからこのブログを立ち上げています。全部の声にお応えすることは時間的にも物理的にもむずかしいところですが・・・、それでもときどき、"声なき声"のみなさんも覗きにきていただけたら、と思います。

????????????????????????????????????????> Sent: Friday, February 02, 2007 2:33 PM
> Subject: 「ハンスの冒険」お正月公演、ありがとうございました!!

・・・・<前略>・・・・
>「チボリの風」たのしく拝見させていただいてます。
> 自分も、公演中に写真と文章をのせて頂いて、ありがとうございました。
> あれから、子ども劇場ではいろんな方に声をかけていただき、
> 初対面なのに、古い友達のように温かく接していただきました。
> たくさんの方が、読んでいらっしゃるのですね。
> 恥ずかしいような、嬉しいような。広報って、すごいなぁって実感しました。
> 千秋楽では、会場との一体感が忘れられないです。
> そして、なんといっても王様の大きな涙が印象的でした。
> あのとき、涙を誘われていたのは、自分だけではなかったのですね。。。
> すごい体験をさせていただいたなぁって、今でも余韻に浸っています。
>
> ところで、いつだったか、広報担当さんとお話をさせていただいたとき、
> こども劇場の「点」を、チボリ公園で、いかに「面」にしていくか・・・と
> おっしゃっていたことがありました。
> 元気なチボリあってこその、幸せなこども劇場だと思うし、私も、
> そのとおりだなぁ、と思って、いろいろと考えてみました。
・・・・<中略>・・・・
> 「ハンス」を観たあとは、チボリ公園ぜんぶがよく見える。
> こうおっしゃってたゲストもいらっしゃいました。
> そのとおりだなーって思いました!
> これからも、陰ながら、応援しています。
> そして、春になって、また「赤いチューリップ」を
> チボリで見られることを、心待ちにしています♪ (^o^)/~



posted by 風スタッフ at 00:00 | 岡山 | Comment(0) | ハンスの冒険
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