「世界経済フォーラム(WEF、ダボスフォーラム)が行われているスイス・ダボスでは29日(現地時間)の夜、「韓国の夜」の行事が盛況裏に開かれた。
SKグループが後援して全国経済人連合会(全経連)が主催し、今年初めて行われたこの行事には、潘基文(バン・ギムン)国連事務総長をはじめ、クリスティアン・ヌアイェ・フランス中央銀行頭取、サリ・ベリシャ・アルバニア首相、ポール・カガメ・ルワンダ大統領ら、各国の政界や官界、財界の関係者らが参加した。
韓国側では、韓昇洙(ハン・スンス)首相をはじめ、趙錫来(チョ・ソクレ)全経連会長、崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長らが参加した。
李明博(イ・ミョンバク)大統領は、「世界的な経済危機を歴史的な機会に認識すべきであり、韓国もたくさんの役割を果たす」という内容の映像メッセージを送った。行事場で一々お客さんを出迎えた韓首相は演説で、「韓国は外国人の皆さんに引き続き魅力的に感じてもらう市場に、また投資対象として残るだろう」と強調した。
同日の行事ではサクソフォーンの奏者、デニー・ジョンが音楽を演奏し、アラブ首長国連邦ドバイの「バージ・アル・アラブ」ホテルの主席コックであるエドワード・クォンが韓国の料理を紹介し、デジタル技術で韓国の伝統文化を紹介するなどのイベントが開かれたりもした。
この行事は最近開かれた全経連の会長団会議で、崔会長が「世界中の大物企業家や政治家が集まるダボスフォーラムで韓国をアピールしたらどうか」と提案したことを機に実現した。全経連側は、「反応は期待以上に上々だった。毎年開催する案も検討している」と述べた。
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