1月から“同僚”として国際部で机を並べている韓国・釜山日報の宋記者と、語学の勉強を始めた。互いの言語を学び始めて半年余りなので、宋さんは日本の、私は韓国の新聞記事を読み、発音や訳の間違いを正す。
宋さんがほぼ、すらすら読めて意味も理解できるのに対し、私は音読もたどたどしく、訳も辞書に頼りっぱなし。語学力の差もあるのだろうが「なぜ、読めるの?」と聞くと「漢字は中学、高校で習ったので何となく分かる」。それに引き換え、表音文字ハングルだけの韓国の新聞は、私には難解すぎる。辞書で「改閣(内閣改造)」などの熟語を引き当てるたびに「漢字で書いて!」と叫びたくなる。
最近、韓国の団体が小学校での漢字教育を政府に要請。就職試験でも漢字が出題されたりするという。漢字交じり表記が増えたら、韓国の看板や出版物は日本人や中国人にもっと親しみやすくなるんだけど。 (甲木)
=2009/01/31付 西日本新聞朝刊=