坂田　現役続行

　前ＷＢＡ世界フライ級王者坂田健史（２８）＝協栄＝が２７日、都内のジムで会見。現役続投を宣言した。坂田は昨年の“大みそか決戦”で１位指名挑戦者のデンカオセーン・シンワンチャー（タイ）に２回ＫＯで敗れて５度目の防衛に失敗。去就が注目されていたが、「自分のボクシングを出し切って負けたなら納得できたが、このままでいいのかな、と思った」と続投の決断。試合後１週間たって込み上げてきた悔しさを挙げ、「あの負け方で終わりたくない。もう一度ベルトを巻きたい」と語った。

　リベンジか２階級制覇か。現役続行で元同門の亀田家との“因縁”も復活することになる。　（山崎照朝）