このシリーズは造船の皆様に日本の文化を紹介するとともに、造船_人の情操教育の一助となることを願い掲載する、大変友好的なスレッドです。管理人はこのスレッドに込められた高邁な日韓友好の精神を汲み取り、くれぐれも削除などする事があってはなりません。
では始まります・・・(ここから先、また市原悦子の声)
エラとりじいさん
これは、むかしむかしの話じゃ。さる半島のへんぴな村に、2人のじいさまが住んでおったのじゃ。片方のじいさまは温厚で理知的な良いじいさま。そしてもう片方のじいさまは、少し頭が足りないうえに年中花瓶を起こしてばかりの、悪いじいさまじゃった。
そして、この2人には大きな特徴があったのじゃ。良いじいさまには右の頬に、悪いじいさまには左の頬に、大きなエラがあったのじゃ。
さて、ある晴れた日、悪いじいさまが薪を拾いに山へ入っていったのじゃ。すると、無人のはずの山奥から、何やら話し声が聞こえてきたのじゃ。
じいさまが恐る恐るのぞくと、なんとチョッパリ共が集まって議論を交わしていたのじゃ。何でも竹島がどうしたとか、そういう話だったらしいのじゃが、この話には関係無いので省かせてもらうこととするのう。
ともかく、いてもたっても居られなくなったじいさまは抗議のためにチョッパリ共の前に走り出ると、突然その山におった鶏や野豚を殺し始めたのじゃ。何故そんなことを、と皆さんは思うかも知れん。しかし、それは誰にもわからんことじゃ。ともかく事実なのだから仕方ないのう。
それでも反省しないチョッパリ共を見たじいさまは、奇声を発するやいなや持っていたカッターナイフで左手の小指を切断したのじゃ。何故そんなことを、と皆さんはまた思うかも知れん。しかし、それは誰にもわからんことじゃ。ともかくこれも事実なのだから仕方ないのう。
そして、それでもなお反省しないチョッパリ共を見たじいさまは、ついに己の体に火を放ち、あたりを踊りまわったのじゃ。何故(以下略)。ともあれ、なかなか並の人間に出来ることではないのう。
「こ・・これは面白い」チョッパリ共はことの外関心し、じいさまに又ここに来るように頼んだのじゃ。
しかし猜疑心の強いチョッパリ共は、じいさまがこのまま逃げてしまうことを心配し、担保を取ることを思いついたのじゃ。いかにも卑劣なチョッパリらしいことじゃのう。
チョッパリ共が目をつけたのは、じいさまの立派なエラじゃった。「こんなに大きな器官を担保に取れば、また必ずここにやって来るだろう」チョッパリ共はじいさまのエラを切除してしまったのじゃ。
・・・さて、翌日。この話を聞いた良いじいさまは、自分もエラを取ってもらおうと思ったのじゃ。
そして悪いじいさまに教えられたとおり山に入っていったじいさまも、チョッパリ共が集まっていたのを見つけたのじゃ。
「なるほど、ここで抗議すれば良いのだな」良いじいさまは、チョッパリ共の前に進み出て抗議を始めたのじゃ。
「さて、親愛なる日本の皆様。歴史には様々な側面がある事は理解してもらえると思います。確かに、我々はあなた方に平和裏に併合されました。そして、それにより我々の近代化が促進された面は否めません。しかし、・・・」
「何だそりゃ、つまらんぞ止めろ止めろ!」「こんな造船人などいらぬわ!」「もっと芸を磨いて来い!」「これ返すから二度と来るな!」
チョッパリ共はたいそう怒って、何とじいさまの左の頬に、預かっていたエラを付けてしまったのじゃ。良いじいさまは、泣きながら家に帰っていったという話じゃ・・・なんとも気の毒なことよのう。
しかし、折角エラをとってもらった悪いじいさまも、程無く重度の火傷から敗血症を起こし亡くなってしまったということじゃから、どちらが良かったのかは一概には言えんことじゃのう。
さて、これでこのお話は終わりじゃ。・・・そこのチョッパリは、どちらのじいさまが好きかのう?
【過去スレ↓】
http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/list.php?board_id=phistory&st=writer_id&sw=watcher1&page=2
