CBSドキュメント 2/20/04
TBSで深夜放送しているCBSドキュメントは、20年程前から定期的に自閉症に関連する
レポートを報道している。
その扱いは、冷静で常に対論も用意し、非常に参考になるレポートが多い。
2003年は、インド人のギド君とその母親ソマさんのレポートだった。
ギド君は極端に自発性の少ない、言葉も発しない自閉症の子供である。
そのギド君にソマさんは外部から徹底的に刺激(トリガー)を与え続ける。
刺激(トリガー)を与え続けることによって、コミニュケーションを得るところまでこぎつけた。
アメリカに招待され、ギド君と同じ手法で自閉症の子供に刺激を与え続けたところ
1年を待たずして効果が現れ始めた。
私が見ても効果はありそうだった。10年もすれば、その基本手法が確立するかもしれない。
自閉症の基本構造も理解せずに、自己流の教育法を延々と与え続け、
日々効果が出ない理由付けを論文にしているような教育関係者とは大きな違いだ。
ただ、どんな自閉症にも有効かというとそれは違う。
そこで扱う自閉症児は、全く発語さえ無いレベルの自閉症児だし、
実際、僅かでも自発性を持つ子供であるなら、この手法を与えるのは難しいだろう。
TEECHが自閉症の子供を扱う現場で受け入れられるのも、
その効果が目に見えて分かることにある。
私たち夫婦も、生活しながら、会社員として働きながら、自分たちなりに生活の工夫をやってきた。
面白いことに私たちが一生懸命工夫してきたことは、まさしくTEECHだった。
もし、自分の子供が自閉症やアスペルガー症候群と診断を受けたらTEECHを覗くと良い。
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