ここから本文です。

2009年1月24日

シール投票「定額給付金をどう思う?」

20090124.gif
JR高槻駅で。

2月24日、月に一度行っている大阪府議会議員小沢福子さんとの街頭演説会で、久々の街頭シール投票。
設問は「定額給付金を『評価する』『他につかうべき』『その他』」

小雪もちらつく寒さのなか、たくさんの方が投票してくださった。通り過ぎてからわざわざ戻ってきてシールを貼ってくださる方もいて、その関心の高さは想像を超えていた。

20090124a.gif

投票結果(所要時間:45分)
「他に使うべき」  203票(94.4%)
「評価する」     11票(5%)
「その他」       1票(0.6%)
総投票数      215票


-----------------------------------------------------------------------

【辻元清美の国政報告ニュース】
「ピンチをチャンスに!」

オバマ新米大統領が誕生しました。根深い偏見をはねかえし、未曾有の経済危機に立ち向かうリスクを引き受けた決意には脱帽です。私の一歳下ということもあり、メディアが次々取材にきました。「同世代の政治家として、どう思うか」と。
私はいつも、「これからの政策を見て、是々非々でつきあうべき」と答えています。少し冷めた目で見ているのです。
たとえばオバマ大統領は、イラクからの撤退と同時にアフガニスタンへの増派も明言。実はアメリカは、日本に対し、アフガニスタンについて三つの分担を求めていると報じられています。①国軍育成費用として約一兆七〇〇〇億円②軍事支援費として約二兆円③自衛隊ヘリ派遣や陸上作戦への人的貢献。
私は、こうした要求は事実か、どう答えたのかと麻生総理に質問しましたが、「答えられない」を繰り返すのみ。オバマ大統領が要求を継続するのかどうか、見守っています。
ただ、オバマ大統領の言葉に説得力があるのは、国民に選ばれたという強い絆があるからです。NPOでの貧困層支援を通して、苦しい人に寄り添ってきたという経験もあるかもしれません。一方日本の総理は、安部・福田・麻生と三代続けてボンボンのたらいまわし。三月までにくる本格的な危機を乗り越えられるとは思えません。傷が深くなる前に、総選挙で国民の意思を問う必要があります。

《なぜ今消費税論議?》
しかし永田町では、どんなに支持率が下がっても麻生さんだけ元気一杯というウワサ。「消費税増税の道筋をつけたら、サミットまで総理をやらせてもらえる」約束があるからとか? 許せない政治の私物化です。

《進む野党協力》
野党は、自民・公明政権から国民の手に政治を取り戻そうと力を合わせています。
労働者派遣法については、抜本的な改正に向けて、社民・民主・共産・国新の四野党協議が進行中。「姥捨て山法案」といわれた後期高齢者医療制度について、結束して反対法案を参議院で成立させたときのように。
そして、「空き室があるなら有効活用すべき」という社民党の粘り強い交渉が実を結び、厚労省は失業者の「雇用促進住宅」入居を認めました。この問題は象徴的。「小泉政権時代に売却を決めたから」と一点張りだった官僚主義政治に、風穴が開き始めています。
まもなく本予算の審議が始まります。私は、福祉・農業・環境・教育の分野で「人を幸せにする仕事作り」を進める「ヒューマン・ニューディール」政策を訴えていきます。
ピンチをチャンスへ。みなさんの声が、政治を変えます。

-----------------------------------------------------------------------


ここからローカルナビゲーションです。

辻元清美ブログ


このページの上へ