美術Pは見た！〜セット裏から見た制作ウラ話〜

ＴＢＳの看板女子アナの小林麻耶アナウンサーが、３月に退社してフリーになるそうです。ただし４月改編でスタートする月曜日から金曜日まで18:00〜20:00で放送する報道の新番組にはキャスターとしてレギュラー出演するそうです。しかも他局には出演しないＴＢＳ専属のフリーアナウンサーになるとのことです。

小林麻耶さんは大学生時代に「恋のから騒ぎ」に出演（８期生）して常に最前列に座って注目を集めていましたが、卒業後にＴＢＳに入社して今は局の看板女子アナです。「王様のブランチ」「チューボーですよ！」「世界ふしぎ発見！」「チャンネル☆ロック」など多数のレギュラー番組を抱えています。ちなみに妹は日テレの「ニュースＺＥＲＯ」のキャスターをやっている小林麻央さんです。同じく「恋のから騒ぎ」出身（９期生）でセントフォース所属のフリーキャスターです。姉の小林麻耶さんもセントフォースに入るのではないかと言われています。セントフォース、すごいです。

他局のことだからよくわかりませんが、円満退社とは言えＴＢＳは慰留したに違いありません。最近は番組制作費も減っていて社員である局アナを起用することが経費節約にもつながるのに、フリーになればギャラを払わなければならないからです。給料よりも高くなるのは目に見えています。報道の新番組以外のレギュラー番組が、４月以降もフリーアナウンサーの小林麻耶さんと契約するのか見ものです。ちなみに「王様のブランチ」は出水麻衣アナウンサーにバトンタッチするそうです。

女子アナは寿退社の後にフリーになるのは仕方ないと思っています。また人事異動によってアナウンス部からはずされてのフリー宣言も仕方ないと思います。しかし結婚しないで人気絶頂の時にフリーになるのはどうでしょうか？　フリーすなわち個人の自由でしょうが、その人を採用して育成するために会社がかけた期待や費用のことや、自分の代わりに採用試験で落ちた人のことも少しは考えてほしいと思います。独立してペナルティを与えられるわけでもないからフリー宣言する人が多いのでしょうが、入社して何年かはフリーになれないというようなＦＡ制度も採用の時に考えなければならないのかとも思います。これって厳しすぎる考えでしょうか？