女優、吉井怜(26)が4月6日スタートのフジテレビ系昼の帯ドラマ「エゴイスト〜egoist〜」(月〜金曜後1・30)に主演することが30日、分かった。共演に宮地真緒(24)のほか、入籍間近とされる川島なお美(48)が大女優役で出演する。
東海テレビ制作の名物「ドロドロ劇」枠で、4月でちょうど45周年。同作は179作目となる。
物語の舞台は“欲望と嫉妬が渦巻く”芸能界。吉井と宮地は姉妹役で、吉井演じる姉はトップ女優の玲子(川島)担当のスタイリストになる。一方、宮地演じる妹は小劇団所属の女優で玲子を尊敬していたが、玲子と姉の間の“秘密の過去”に気づく。そして女優としてのキャリアアップのために、この過去をネタにあるウソをつく。このウソから、姉妹の母親を巻き込んでエゴのぶつかり合いに発展。「今回はウソとエゴがテーマ」と制作側。女同士の激しいバトルが期待できそうだ。
昼ドラ初出演の吉井は「台本を読むたびにワクワクしています」と意気込む。役柄は「単色から複雑に混ざり合った色に変化していく魅力がある」。ドロドロの世界にハマっているようだ。
1978年以降は3カ月1クールで制作されてきた同枠のドラマが、今回は2カ月に。4月からTBSが昼ドラから撤退しライバル不在だが、制作側は「新たなチャンスととらえたい。2カ月でスピード感を生かし、濃縮還元120%のドロドロにしたい」と話している。