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【芸能・社会】

濃縮還元120%ドロドロ フジ系「エゴイスト」

2009年1月31日 紙面から

 フジテレビ系昼帯ドラマの次回作が、吉井怜(26)主演「エゴイスト〜egoist〜」(東海テレビ制作、4月6日スタート、月−金午後1時30分)に決まったことが30日、分かった。昼ドラ45周年の節目で、制作の東海テレビがお家芸のドロドロ路線をさらに濃密に仕立てる。芸能界を舞台に、女のウソから始まる「欲望」「嫉妬(しっと)」「愛」「裏切り」−というエゴの連鎖をこれでもかと描く。

 今回、抜てきされた30歳の松本圭右プロデューサーは「従来のドロドロではない。あらためて作り上げられた濃縮還元120%のドロドロ」と豪語。新たな“エゴ”ブームが巻き起こりそうだ!! また、今作はスピード感を持たせるため、従来の1作3カ月放送を短縮して2カ月放送とする。

 主人公は吉井演じるスタイリストの藤本明里(あかり)。その妹・香里を宮地真緒(24)が演じる。2人はともに昼ドラ初レギュラー出演。

 そして明里がスタイリストとして担当する大女優・西条玲子役に川島なお美(48)。川島の昼ドラ出演は93年放送の「正しい結婚」以来だ。さらに、山本みどり(51)が、明里と香里を母として育てた藤本綾女(あやめ)役で出演する。

 明里(吉井)と香里(宮地)は血のつながらない姉妹。女優志望の香里は、姉の明里が大女優・玲子(川島)の実の娘だと知るが、「私が玲子の娘」とウソをついて玲子の付き人になる。

 このウソをきっかけに、元女優で玲子に追い落とされた綾女(山本)を巻き込み、女たちのエゴがぶつかり合いながらドラマが展開する。

 吉井は「台本を読んでいくごとにワクワクしています。自分の“エゴ”が徐々に表面化していく…。そんな変化を楽しみながら、人間味あふれるストーリーを皆さんと作り上げたい」と意気込んでいる。

 ほかに、歌手一青窈(32)の姉の一青妙(38)らが出演する。

 

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