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2009年1月30日(金) 19:20 |
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不安が募る現場周辺の住民
岡山市の万倍で地盤が沈下した問題で、30日、緊急に市議会の建設委員会が開かれ、岡山市は沈下はほぼ無くなったと報告しました。 しかし付近の住民からは、住宅の安全に関わる調査が遅いのではと不安の声が上がっています。
今月16日に地盤が沈下していることが分かった岡山市万倍、直径約30mの範囲で最大で30センチほど沈んでいます。 地下の下水管に亀裂が入り、そこから地下水が流れ込んだ影響で、周辺の地盤が緩んだことが原因と見られています。 地盤沈下を受け、緊急の市議会・建設委員会が開かれました。 岡山市は応急処置として下水管の亀裂をふさいだことで、沈下はほぼ無くなったと報告しました。 また有識者による事故調査委員会によって、早急に原因の究明をしたいとしています。 地盤沈下の影響で、県道に隣接する岡崎さんの家は傾き、家のあちこちに亀裂が入りました。岡山市は地盤沈下はほぼおさまったと言いますが、住民の不安はおさまっていません。 岡崎さん宅は、家の中も亀裂が入っています。 地盤沈下が発覚してから2週間、岡山市は家の外の調査はしたものの、内部の調査はまだ行われていません。 内部の調査が実質的に始まるのは2月3日以降です。 沈下原因の究明も大事ですが、まずは住宅の安全を確保して欲しいというのが住民の声です。
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