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2009年1月30日(金) 19:20 |
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1億4千万円あまりを不正受給
虚偽の申請を行い、介護報酬1億4000万円を不正に受け取っていたとして、総社市の医療法人が運営する4つの介護サービス事業所の指定が取り消されることになりました。
2月28日付けで指定を取り消されるのは、総社市の医療法人「雄栄会」が運営する中央ヘルパーステーションや、中央通所介護ステーションなど3事業所で、30日付けで取り消されるのが中央訪問看護ステーションです。 岡山県によりますと、4つの事業所は2003年から去年11月、看護職員が全くいないにもかかわらず、人員基準を満たしていると虚偽の申請を行ったり、実際には行っていない訪問介護サービスをしたとする虚偽申請などをしていたということです。 雄栄会は、総社市や岡山市などから約1億4000万円の介護報酬を不正に受け取っていました。 山陽放送の取材に対し雄栄会は、事実関係に間違いはなく、真摯に受け止めると話しています。 また、現在利用している85人に対しては、別の事業所を紹介するなどして対応する方針です。 岡山県は、雄栄会に対して1億4000万円の返還を請求することにしています。
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